2/10 言葉 伝え方 報特を見て
新井先生の問題の提起の仕方を見ていて
原因のひとつは、日本語の文法のあり方だと思った。
書いてある文章を読解しようとしたとき、
文法上、ひとつの解釈しかできない言語がある。
フランス語なんてそのいい例だ。
スペイン語も話せるという私のフランス語の先生は
スペイン語ではこうはいかないと言った。
それを聞いて、日本語もそうはいかないと思った。
日本語の文章で、それは何を指すかとか、
これの指す単語は?なんて問題にウンザリしていた時期がある。
日本語って代名詞があるようでない。
性というのはなくてもそんなに不便ではないけど、
あればかなり便利なものなのだ。
なぜかというと、それとか、あれを単語と同じ性の代名詞で書けるので
”誤解”がない。間違いようがないのだ。
性と代名詞は読解と読解力を手助けする。
日本語の文法はいまさらどうしようもないけど
性を持っている言語と比較する教え方を導入すれば
日本語もより明快になるのではないだろうか?
英語を第一外国語として導入する学校が大半だけど
フランス語やドイツ語を第一外国語として導入すれば
この比較教育を実践することができる。
でもドイツ語もフランス語も見たこともない人にとっては
私の書いていることは意味不明かもしれない。
語学って覚えれば覚えるほど、他の語学に役立つ。
日本語にも役にたつのだけど。
2/10 心愛ちゃんの担任はどこに目をつけていた?
理想論ではなくて、教師とか親とかは子供の顔からたくさんのことを
解読できなければいけないと私は思っている。
母親は亭主が怖くて、子供どころではなかった。
でも周囲の人で一番心愛に触れていたのは担任なのだ。
ちょっと別に呼んで朝ご飯は食べたとか、おしゃべりに誘うことだって
できたはずなのだ。
心愛ちゃんだって、周囲の大人の中から助けてくれそうな大人を見ていたと思う。
私の経験。
相手は犬なんだけど、殺される状態になっていたとき
心愛ちゃんはあの犬たちとあまり変わらなかったと思う。
道を歩いていたら、男と散歩していたシェパードの3か月かそこらの犬が
私に救いを求めてきた。
別なとき、ホテルのロビーのイスで人を待っていたとき、
老婦人につれられた子犬がやはり私に救いを求めてきた。
友達の犬は初対面の私を見るや、奥に駆け込みおもちゃを持って
私のところに駆け寄ってきた。
救われたい子供、子犬は救ってくれるかもしれない人を探していたはずなのだ。
心愛ちゃんの担任は役にたちそうになかった?
この子のことが頭から離れないよ。
私の父は怒鳴るので怖かったけど、暴力はなかった。
父は軍隊でも部下を意味なくなぐることなんかしなかった。
義弟が竹の長いものさしで息子をひっぱたくたびに
「おれにはあんなことできない」と言っていたものだ。
父が心愛ちゃんの話を聞いたらなんと言うだろう?
警察は担任からも聞き出してほしい。