3/3 安住さんの 日天 カンガルーの30日の妊娠期間
動物解剖学の遠藤ひでき先生の話。
カンガルーの妊娠期間が30日くらいと聞いて
私はすばらしいと思った。
でも先生によると、この短い妊娠期間のせいで
カンガルーは能力の低い動物と思われていたらしい。
さらに母親が30-40kgに対して生まれた子は1g!!!
1gなのだそう。
でも腕の力はすごくて、そこから母親の袋の中の乳房まで
1gの生き物は登っていく。
だから死ぬリスクは大きかったらしい。
でもカンガルーは死んだらまた作ればいいって「考え」らしい。
人間と牛はだいたい同じ妊娠期間、象は倍。
でもアフリカの動物なんて産み落とすとき、すぐ食べられるリスクもある。
それより、私は母親の肉体的負担を考えた。
短くてすむなら短いほうがいいと思う。
もし、人間が今の半分くらいの妊娠期間で産みおとせるなら
どんだけ母親は楽だろう。
しかもカンガルーのように小さく、小さく産めたら
母親のリスク・負担は大幅に改善するのでは?
先生は鶏の改良の話もしてくれたけど、
人間のこういう改良はできないのかしら?
たぶん誰も考えていない。