久しぶりに辰野の蛇石キャンプ場

2015-09-10 13:32:38 | Weblog

8/29(土)

3年ぶりになるのかな。
蛇石キャンプ場に行ってみたくなり愛知県からの帰りに寄ってみた。
天気がよければ2泊ほどキャンプをしたかったのだが、2日間雨が降り続けた。

 水量がましているため写真ではわかりづらいが、沢の中ひだり上から右下に向けて茶色ぽく見えるのが
天然記念物「蛇石」。






水量が少ないときの画像がネット上にあったので貼り付けておきます。





横川の蛇石(よこかわのじゃいし)は、長野県辰野町にある国指定の天然記念物(1940年指定)。
粘板岩に貫入した閃緑岩の岩脈が横川川の川底に露出している。その岩脈に直交して、ほぼ等間隔に石英脈が入っている。石英脈の入った岩脈が蛇腹のように見えるため、「蛇石」と呼ばれている。

地元の横川地区には、次のような民話が残っている。
2匹の兄弟竜が喧嘩をしたことによって横川川が氾濫し、下流の集落が鉄砲水に襲われるところを、母子2匹の蛇が自分の身を犠牲にして救った。そのことを熊野権現が感心し、後世までもその功績を称えるために蛇石に変身させた。なお、2匹の竜は2度と喧嘩ができないように、上流にある大滝に閉じ込められたという。  
         wiki 



無料のキャンプ場。リピーターが多いようだ。
停めた車の前にテントを張れる。後ろの建物はトイレ。この左に水場、流しがある。



小さな沢のむこうもテントサイトだ。ここを松本から来た若者がつかっていた。

 

My tent
夏用のサンシェードなので今回でお役ご免になった。
ポップアップテントの使いやすさを教えてくれたいいテントだったな。

 
 
この右側奧もテントサイトになっている。
夜中に着いた熊谷からのバイクツーリングの二人連れがこのあとテントを張っていた。

 


    少し引いた場所から


     奥の方から駐車場を見る


雨が降ってきそうなので雨対策を開始。何とかしのげたかな。



観光客は何人かやってきたがテント泊をしたのは3組だけ。
夜中一人になることも覚悟していたので仲間がいるのは心強かった。
なんたってここには熊が棲んでいる。
川の中を歩いているのを何回もみたと地元のキノコとりのひとがいっていた。>< 

 

隣に停めた車の持ち主は松本から来た若者。
なにかキャンプ道具を確かめていたようだ。
沢のむこうのサイトをつかっていたがテントは張っていなかった。
そのまま寝られる寝袋だけのキャンプなのかな。
そういえば赤岳に行ったとき行者小屋でもそんな人がいたな。
たき火をしていたが雨がふりだした夜間は屋根付きの炊事場に避難したようだ。 

翌日顔を合わせたとき熊がでなくてよかったですねと笑いながら話しかけてきた。
時々ソロキャンプをやっているようだった。

この日は朝から雨。やみそうになかった。
松本の若者は帰っていった。
もう1日いるつもりだったが、やはり帰ろう。
雨の中のキャンプは楽しくない。

熊谷からきた二人連れは帰るそぶりもない。もう一泊するのかな。
それとも悪路の和田峠を走ってきたらしいからまた夜間和田峠越えでもやるのだろうか。
「お先に帰ります」と遠くから声をかけた。
手をふって応えてくれた。

雨が依然として降っている中、蛇石を後にした。
また来るからそのときにはよろしくね w



  鉄製の傘  この下あたりに蛇石がある。






 


鳳来山東照宮

2015-09-10 09:17:01 | Weblog

鳳来寺から駐車場の方に引き返す。
中間に東照宮がある。
昔は石段を登ってやっとの思いで鳳来寺本堂に着いたものだ。
その先にある東照宮なんてよく覚えていない。
パークウエイができて位置関係が逆転。
まず東照宮それから鳳来寺という順番になっている。 
昔のように鳳来寺から東照宮に回ってみた。

東照宮近くになると石垣が立派だ。
将軍の権威のすごさを感じる。

 

階段を登りきるとさらに階段。
東照宮が見える。

 

ここを登り切るといよいよ東照宮だ。
誰もいない。宮司さん一人がおみくじ・お札などの売店の準備をしている。
ここの東照宮はコンパクトではあるが立派だ。




            東照宮 拝殿

宮司さんが掃除の途中で近づいてきた。
群馬からだというと
「そうですか。群馬にも有名な世良田東照宮がありますね。」
同じ町にありますというとなぜか喜んでくれた。
それからは宮司さんが専属のガイドさんになってくれたすかった。

日本3大東照宮というのがあってここの鳳来山東照宮が3番目にはいっているんですヨという。
日光・久能山は別格で日本3大東照宮なんて意識していないが3番目は競争が激しいんですよと笑っておっしゃる。なかなかおもしろい人だ。
調べると、鳳来山東照宮と滝山東照宮、仙波東照宮が三大東照宮を名乗っている。
家康さんも大変だな~~~ w
多いときには全国で500以上の東照宮があったという。
毎日毎日、今日はどこと決めてどこかの東照宮にかよっていたのかな~~ ww

奧にある本殿には入れないようだ。
隙間からなら写真は撮れますよといわれ本殿の写真を撮る。


             東照宮 本殿

「三つ葉葵の紋章がいくつも掘られていますがここの三つ葉葵は江戸前期のものでめずらしいんですよ 」
とほこらしげに宮司さんがいう。
たしかに暴れん坊将軍の紋とはちがうのがわかる。
柱の下部を拡大した画像。 葉っぱのぽっちゃり度が少ないようだ。

  

狛犬も立派だが、これは3代目だという。





初代、2代目はここにいますというので写真を撮ってきた。

 
一番左の丸い石に見えるのが初代、まんなかが2代目だそうです。
反対側の狛犬もこうなっていた。 

登山道につながるところを指さし、そこを少し登ったところが撮影スポットですよと教えてくれた。
神社脇にでる小道がありそこがチョットした登山道になっていた。




            東照宮 本殿

確かに、いい場所だ。


     右が拝殿 左が本殿

ゆっくりと独占して参拝することができた。
「ブログに掲載します」というと
「それで参拝客が増えるとうれしいですね」とよろこんでくれた。
どこもたいへんなんだなぁ~~~
宮司さんにお礼をいって駐車場に戻ることにした。