生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

自分の最大の敵は…

2023-02-23 | 斉藤の独り言
だんだんと春に近づいている今日この頃ですが、2月初めに書いた記事をアップしていなかったので、加筆して挙げておきます。


冬季うつという言葉があるように、寒い冬はメンタルのバランスを崩す方が多くなります。

その引き金の2トップが、先日も挙げた「冷え」と「鉄不足(貧血=酸欠)」です。
もちろん鉄を運ぶタンパクも普段以上に必要になります。

身体が動いても心が動かない。
心が動いても体が動かない。


こんな状況ですから、どうなってしまうんだろうと眠れなかったり、仕事に集中できなかったり…。
そしてその状況がさらに自分の首を絞めていくのです。

「こんなに頑張っているのに、なんで自分だけ…」こういう感情が頭を埋め尽くしている人は少なくないはずです。
真面目で我慢強い「日本人気質」の悪い所です。

こんなに頑張っている自分を知っているのは誰でもありません。
「自分だけ」なんです
から、自分が自分を誉めてあげたらいいんです。励ましてあげたらいいんです。信じて認めてあげたらいいんです。許して受け入れてあげればいいんです。

何があっても、「ノープロブレム」「ケ・セラセラ」の国の人たちは、そんなことで悩みません。
とはいえ、現代はSNSの発達によって、知る必要のない余計な情報に右往左往して、どの国でも自分で自分の首を絞めて苦しんでいる人はいると思います。

だからこそいつもここでも言ってます。「家族・仕事を守るために、まず自分第一」と。

そんなときは、自分の大好きなこと、「ご褒美」のための時間を確保してください。
ご褒美は、美味しいものを食べるでも、映画を観るでも、好きな音楽を聴くでも、運動するでも、温泉に行くでも、何でもいいんです。

そしてやりたいことはやればいいし、やりたくないことは止めればいい。
何をして、何をしないかを決めるのは、家族でも友人でも誰でもなく、自分自身です。そうじゃないと、後で後悔します。
今の自分の立ち位置は、すべてこれまでの自分の選択によるものですから、結果はどうであれ、自分で覚悟し決めていれば、「こんなはずじゃなかった」という後悔の言葉はでてきません。

冬は東洋医学において、腎臓・膀胱の季節ですから、その問題が大きくなります。
よって、腎臓・膀胱に関わる「恐れ」が訳もなくどんどんと自分の中で膨らみ、大きくなって、自分で自分の首を絞めていくのです。

朝起きて、すぐに「戦争どうなった?」「地震の救出進んでいるかな?」と考える人はいません。
誰もが考えることは、まず「自分」のことです。

スッキリ目覚めたのか、不快感がないか、体が動くか、仕事ができるか、学校に行けるか…、だからこそ自分が一番恐れているのは「自分自身」のことなんです。これは人間なら誰でも同じです。もちろん家族がその危険と隣り合わせにいる方は別ですが。

人間だれしも、自分の最大の味方は自分自身であり、最大の敵も自分自身です。
腸内細菌を悪玉・善玉と呼ぶように、自分自身の魂・エネルギーにおいても、「自分の味方をする善玉の自分」「自分の足を引っ張る悪玉の自分」が誰の中にもいると考えてもらうといいです。

自分の中の悪玉菌や悪玉自分が優位だと、酸性体質となり、何でも悪いほうに考えていきます。
これが自分も気が付かないうちに「自己暗示」となって、自分の足を引っ張っていくのです。

自分の体を作る材料である栄養素や身体システム、そして外部から影響をもたらす化学物質・重金属・電磁波・感染源などに対するアレルギー除去を行っても、まだ自分の体と心がバラバラに作動している人が多くなっています。
「体が動いても心が動かない」とか、逆に「心が動いても体が動かない」とか。

当院では、この理由を探しながら、NAETを用いて施術していきます。
本当の自分を手に入れ、体の全ての内臓・細胞・体液がALL JAPANならぬ、「ALL自分」となって、心身のバランスを完璧でなくても、ほどほどにいい塩梅に維持していけるようになったら、目の前の景色も違って見えるんじゃないかしらと思います。

心の問題も、身体の問題も、「気合」では何も変わりません
気合で解決しようとすれば、さらに自分を苦しめるだけです。

「自己暗示」から自分を解放し、「最大の敵である自分」を「最大の味方」に変えること。
そしてもちろんそれを維持するための生活管理としての「弱アルカリ管理」+「温活」+「放電」+「栄養(サプリ)補給」の継続
が、自分で自分を助ける道だと、私は考えています。

それが出てくるのは、心だけではありません。お金・愛情・心身の健康、どこにでも現れます
どんな問題に現れても、根っこは同じですから、自分のことを主観的(感情)ではなく、客観的に観れることが大事
しかし客観的に自分を観るには、冷静でないと観れないのです。そしてすべての感情は冷静さを奪います

感情コントロールは、単に感情に対するアレルギーだけでなく、脳神経系や各種内臓・器官、神経伝達物質(アドレナリン・ノルアドレナリン・セロトニン・ドーパミン・ギャバなど)、栄養の過不足、エネルギーを下げる(乱す)アレルゲンの存在などが複雑に絡み合っていますから、「木を観たり、森を観たり」しながら、時間をかけてゆっくり絡み合った糸をほぐしていきましょう。

本当の自分の敵を理解し、自分のコントロール下におければ、他者を敵視したり、比較対象として見ることはないと思うんですけどね。。。
それがわかった時、自分にとって最も大切な人と自分を守ることができれば、それで十分幸せだと思えるはずですよ。

自分の中の「敵」を完全に消し去るには何をどうしたらいいのか、日々腕を磨き続けることで、再現性・普遍性が高く、一人でも多くの方のお役に立てる施術としてNAETが発展していけることを心から願っています。
斉藤 記

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