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旧伊藤伝右衛門邸もひな祭り

2009年02月24日 | Weblog
今回で2回目です。
2回目でも新たな発見があります。
どうして気が付かなかったのかなと思うことがあります。
1度目は雨だった為庭に下りることさえわかりませんでした。
今回は雨もなくぽかぽかの小春日和おかげで庭散策が出来ました。

旧伊藤伝右衛門邸

まず目にする応接間、特に床の細工が目を引きます。
暖炉、ステンドグラスの淡いグリーン。

茶室の庭の梅の鶴、亀の岩。
障子の面取り、廊下の天井の細工、目の錯覚で凹凸が見えます。
芭蕉布の屏風、三益の紋、金色の色彩の壁、欄間、床の間、屏風の取っ手1つをとってもぜいを尽くした素晴らしいものです。
宮大工が技をつぎ込んだ素晴らしい作品なんでしょう。
出るのはため息ばかりです。

廊下の中ほどより奥はごくわずかな人しか入れなかったそうです。
ましてや2階の白蓮の間はまるでお茶室のようなにじり口がありそこからでしか話も出来なかったくらいです。
部屋の入り口にも天井に工夫があり、そこの境からは入れなかったとか。

たとえ伝右衛門でも断りなく入れなかったそうです。

白蓮は明治天皇のいとこでもあり皇族の権威を表していたのでしょう。
2階は白蓮の部屋しかなく、他の場所にあった2階は取り壊されたそうです。
竹を多く使った白蓮の部屋はやわらかな雰囲気でとてもい心地が良い。
入ってすぐの障子にはチュウリツプの取っ手があり、今は黒く腐食していますが、当時は銀箔が張られていたそうです。
1階のトイレも竹を多用し簡易式の水洗便所になっています、これもすごいですね


庭は四季折々で姿を変え5月にはつつじが赤く色を染め、冬は素晴らしい雪景色が見られるそうです。
この冬は3回観られたそうです。
窓際に座って眺める景色も一見の価値ありです。


庭の入り口ではぜんざいやコーヒーがテント内の喫茶でいただけます。
ぜんざいは飯塚の名物でいろんなとこで味わえます。
コーヒーは1杯200円でミニの千鳥饅頭が付いてます。
とても美味しかったです


伊藤伝衛門邸の庭を眺めながらの1杯は感慨無量です。
筑豊の炭鉱王と同じ景色を眺めているんですね、感激です。

飯塚の名物、四ノ宮の成金饅頭1個170円
3時のおやつにし水筒のコーヒーと一緒にご馳走してくれました。
皮はもちもちで白あんは豆の粒が残っていて美味しかったです。
ご馳走様

お雛様の展示は3月3日まで