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2018-08-17 21:48:16 | 歴史
県立歴史と民俗の博物館 源頼朝 直筆の書状を公開/埼玉県

8/16(木) 18:15配信 ・テレ玉
 鎌倉幕府を開き武士の世を打ち立てた源頼朝。さいたま市大宮区の県立歴史と民俗の博物館では、頼朝直筆の書状などを集めた企画展が開かれています。

頼朝の書状は、川島町にある遠山記念館が所蔵しているもので、国の重要文化財にも指定されています。内容は文治3年=1187年に東国=関東地方にいた頼朝が、朝廷の役所に納める品を伊勢=現在の三重県にいた役人大江久兼に尋ねたものです。書状の頭には「東国」の文字を、文末には、「頼」と「朝」の字の一部を合わせて作ったサインを読み取ることができます。

このほか、鎌倉時代の荘園で、現在の久喜市や三郷市周辺にあたる「下総国下河辺荘」の統治に関する古文書や鎌倉幕府滅亡の際に幕府に味方して自害した、川越出身の武士らの名を連ねた書状など埼玉ゆかりの資料を見ることができます。

この企画展は、9月2日までさいたま市大宮区の県立歴史と民俗の博物館で開かれています。