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片麻痺の生活の知恵とQOL

おはようございます。

神奈川県愛川町は曇りです。

平成15年に脳内出血を発症し左片麻痺,必死のリハビリの結果は短下肢装具装着杖歩行,上肢の手・指は6年経過した現在も全く回復せず亜脱臼は多少の痛みは残っています。

7ヶ月の長期リハビリ入院後の在宅リハビリ生活で真っ先の課題と思ったことは移動手段の事でした。

在宅狭い家の中,手すりを作ることは勿論最低限のバリアフリー工事リフォーム,
入浴時の椅子や湯船の渡り板など一応の対策はしました。

脳卒中片麻痺の人の共通にいえることは麻痺という障害の為運動機能がママならず得てして在宅で部屋に閉じこもる傾向にあります。

デイサービスに出かける方はまだ良いほうです。

リハビリ入院中から何としても自立する,それも装具もつけないでと願っていたほどで,叶いませんでしたが退院近いある時期から考えを切り替えました。

あらゆる装具をはじめ自助具を使ってでも介助を受けずに生活リハビリでは自立したいと強く思ったものです。

正直無理に自立を目指した部分もあったように思いますが今思うと決して無駄ではなく,この意識を強く持ったことが今日に至っていると思っています。

そのために常に介助を受けずに自立する為の工夫はどうすればと前へ前へ進みました。




▲ハンドルと詰めきり自助具・麻痺側の指のつめはハンドルを利用してつめきりします。これも色々試した後の知恵です。


▲ペットボトルのふたを開く自助具です


▲フィンガーガード



小さな自助具といえば内販促の強い左足指拘縮の痛みを和らげる女房特性のフィンガーガードやYシャツに縫い付けた杖一次保管のフック受け、大きいといえば車の運転です。

車の運転が出来るという事は行動範囲が広くなり,健常のときとさして変わらず移動できる事で大きな生活リハビリに対して自信になっています。

片麻痺で其のうえ前立腺ガンの全摘出手術も経験PSAの数値の変化も見ながら
退院直後からの自助具の研究と開発,商品化した片麻痺専用歯磨き自助具であるパラリンコップParalymcupを手が不自由な方へ情報発信し,福祉ものづくり集団NPOたくみ21の理事長も並行して福祉における社会貢献をつつけたいと思っています。

片麻痺の生活の知恵もしぼればしぼるほど片麻痺生活の質の向上(QOL)を目指すことが出来ます。

生活リハビリにも安心安全が優先ですよね。

さ~さ~今日も片麻痺なんかに負けないで一つの動作でも自分で出来るように
無理せず日々コツコツと一つ上生活リハビリを頑張りましょう。

片麻痺になると片手が使えずに困ることが多いことはわかります。

先ずは気持ちを強く持つこと,自立への執着心が大事です。

年齢を聞かれて若くて元気そうですねといわれるように心と身体のバランスが大切です。

健康維持の為には「食べる事が生きること」です。
美味しく食べる為には口腔ケアを疎かにできませんね。

歯磨きはしっかり続けましょう。

片手で楽々片麻痺専用歯磨きの自立自助具Paralymcup

脳内出血や脳梗塞による片麻痺障害において大事な事は自分の出来ることをひとつずつ自立をするという強い意志を持つことです。

リハビリテーション病院入院中の急性期回復期は改善も顕著ですが退院後の慢性期に入ると改善するスピードは畳みの目を数えるほどですが必ず改善はします。

あきらめずに日々強い意志と希望を持って努力を積み重ねましょう。

脳卒中片麻痺としっかりと向き合って日々を楽しめるようになるともうしめたものですよ。

そこに行き着くまでがこの病気の大変さでrといえるでしょうね。
片麻痺で戦ってるかた、原田太郎の体験がお役に立つのであれば左のメ~ル相談室をご利用下さい。

原田太郎が理事長をつとめる
福祉ものづくり集団【NPO法人たくみ21の店】<もよろしくです。

福祉ものづくり集団NPO法人たくみ21のホームページも新規にオープンしました。
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■守秘義務がある情報は一切執筆いたしません。



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