横浜 ５つ目の外国人墓地

先月末に「ふうてんお時」と「ジャズのお勝」が逮捕されたという昭和21年の新聞をご紹介したが、その下に《米兵らの遺骨　横浜墓地へ移埋葬》との見出しをつけて小さな記事が載っている。 　福岡地区第四俘虜収容所によって埋葬された米、英、オランダの俘虜320名の遺骨が今春、門司市共同墓地大雄寺において、第108軍墓地管理●により発見され、23日、第8軍司令部墓地管理局の手で発掘、直ちに横浜の連合軍墓地に移された。（昭和21年7月25日） 　横浜には現在、４つの外国人墓地があるが、終戦直後には５つ目の外国人墓地があったという話を思い出した。 　横浜市民メディア連絡会の10周年記念講演会で長谷川敏雄さんからお聞きした話だ。この記事にある320名の遺骨は、ここに埋葬されたのではないだろうか。 　長谷川氏の講演はユーチューブにもアップされてる。 　時間は35分くらいで、なかなか聴きごたえのある内容。 　年末のひと時、視聴してみてはいかがだろうか。 　 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね