もう2カ月近く前の4月下旬のことだが…。 このブログにときどき登場をいただいている作治さんからメールが入った。我々が所属している楽団のケイ氏が無事に退院したから快気祝いをやろうという内容だった。 彼が入院していたのは2週間くらいであったろうか。 病名は「前立腺肥大」。 手術が成功して、この数日前に退院したというわけだ。 そこでお祝いの会場をどこにするか、私はどこでもよかったのだが、作治さんが最近よく通っている「おでんセンター」にしたいというので、とりあえず大船駅の改札口で落ち合うことにした次第。 (ぶらくり佐藤さんの真似をして書き出してみたが、やはり難しい……) 世間ではまだ働いている時間だから、呑み屋街はこんなに明るい。 それでも「おでんセンター」には赤ちょうちんが燈っていた。 すでにお店はオープンしているよというサインだ。 3人して、この怪しい階段をいそいそと昇る。 店に入ると、ちょうど今オープンしたというところであった。もちろん我々がこの日のお客第1号だ。 フロア奥には宴会用のセットがズラリと並んでいた。 これはあとで騒がしくなりそうだなと思いながら、とりあえず生ビールを注文♪ 写真を撮る間もなく乾杯してしまったので、こんなに減ってしまった…… ジョッキは、ぶらくり佐藤さんのところでたびたび登場するサッポロの赤ラベルではない。 使い分けているのだろうか… まずはポテトサラダ。 ぶらくり佐藤氏いわく、毎回この姿は異なるとか。 どんな容貌だろうが、やはり美味しいね♪ そんなサラダを食べながら、入院前のお話しを伺う。 私はなったことがないから分からないが、前立腺肥大になるとトイレの回数がやたら多くなるそうだ。 ケイさんの場合、毎日夜中に4,5回は起きるらしい。これじゃあ寝不足になるよなぁ。 馬刺しが来た。これは馬だけあって、ウマイわ~。 これをパクつきながら、トイレの話は続く。 前立腺肥大になっていちばん困ったのは、コンサートに行ったときのことだったという。 自宅や呑み屋にいるぶんには、行きたいときにトイレに行けるからいいのだが、コンサート会場ではそうはいかない。 ケイさんが参ってしまったのは、1曲で90分くらいだったか、あるいは2時間くらいだったか、とにかく長~~い曲で、それが終わるまで外に出られないという拷問のような演奏会だった。 ロックやジャズならまだしも、クラシックコンサートとなると、コトリと音を立てるのも憚られる雰囲気だからね。 小便を我慢するため腰を浮かすたびに、シートが軋む… だからピアニッシモの続く部分では、グッとこらえるしかない。 やがてティンパニーが激しく打ち鳴らされ、管も弦もフォルテッシモに至ったとき、お尻の移置を変えて尿意を誤魔化すのだ。 それでも、こんな小細工は効かなくなってくる……。 もう、ここでお漏らしかぁ…… なんて話になったところで、次の酒肴が運ばれてきた。 ミックスフライだ♪ これは最近登場してきたメニューらしい。たしかミックスフライ定食のご飯抜きで頼んだと思う。 どれも旨い!! そんなフライを頬張りながらケイさんのトイレ話は続く。 やはり、クラシックのコンサート会場でお漏らしするわけにはいかない。 限界がきたところで最終決断をしたそうだ、外に出るってね。 おかげで、大ひんしゅくを買わず、ちょっとした迷惑で済んだそうだ。 続いてマグロのブツ。 これも旨いね。 ビールから焼酎に切り替え、グビグビとやる。話がおもしろいから、酒がすすみ過ぎるわぁ。 最後にゴボウ揚げ。これもなかなかいいネ♪ 無事に手術が成功し、退院してきたケイさんだが、しばらくはトイレも要注意だそうだ。 完治したというわけではないので、トイレが間に合うかどうか微妙なのだという。 そのため、彼は大人のオムツを使用している。 ま、我々もそのうちコレのお世話になるのかもしれないので、使い方などについてジックリと拝聴しておいた。 さらにケイさんのお話しは続くのだが、その内容はここでは書けないので、今日の記事はここまで。 ま、とにかく無事退院、おめでとうございます。 そして美味しい料理、ごちそうさまでした。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
先の曲がったハリガネをアソコカラ入れて、
中でガリガリと引っ掻き回すらしいですよ。
そんな事されるぐらいなら、死んだ方がましだと思います。
血圧の薬が原因だと思うのですが…
あそこから入れてゴリゴリって、嫌だ!(†〇†)
書けない話、何時か御教授お願いします。
おでんセンターは辻堂にもあって(もうないけど)若いころいったなあと思いだしました。
おしっことおしりは長年酷使されてるので50すぎると色々出ますね。
でも、ゴリゴリはいやだなぁ(嘆)
by とも2@54歳
あそこは人が入れば騒がしくなりますから、周囲への気遣いなく話せそうですね。
鮨屋ではできない会話だなぁ。
自分も、検査とか薬とかの話題が多くなる年齢になりましたので、わかるような気がしますよ。
麻酔が効いているからそんな痛くはなかったそうです。
問題はその後ですですね。
お借りしている本、やっと読み終えました。
ありがとうござます。
やっぱり、病気の本より料理の本ですね。
前立腺肥大、完治するかどうか、わからないようです。
あとは祈るだけです。
辻堂にもあったのですか…
なんか、そう言われてみると、かすかに記憶が…