神は平叙文を好む。
そして修辞を嫌う。
なぜなら第一念は平叙文であり、修辞文は第二念の世界だからだ。
さて、勝ってやろうと負けまい。
どっちの文章の方がシンプルであろう?
平叙文の世界で行けば、勝つと負けるしかない。
負けまいという言葉は、自ら負けることを予想し、潜在意識に宣言している。
それではダメだ。
大橋武夫氏の兵法経営の話を、谷口雅春氏の考え方に直すとこんな風になる。
同じことは、ジョセフ・マーフィー博士も言っている。
それに願い事は、現在完了形で口にするといいという。
そういえば私が出た高校に入学するときも、大学に入ったときも、
I have passed entrance examination of the ~.
と、手帳に書き連ねて、口に出して言っていたことを今思い出した。
もちろん、正の努力である勉強も忘れなかったが。
あるシンガーソングライターの方は、受験勉強の休憩の時に志望校に入って活躍している想像をしていたそうだ。
閑話休題。
正を以て合い、奇を以て勝つ。は、兵法孫子のテーゼである。
頑張れ! 何らかの勝負に挑むものよ!