子供の頃に起きた体験を説明するためには、おかしな世界観を持つ必要があり、その世界観から導き出された処世術で生きねばならなくなる。
が、その世界観も処世術も著しく社会通念から外れているので、ますますおかしな体験をするようになり、さらにその世界観を強化し、ゆがんだ処世術で生きるようになる。
以上ループ。
これが前の記事に書いた、おかしな自己催眠である。
さて、独自の世界観と処世術のゆがみ。それは子供の時に体験した異常な体験を、その年齢では対処できなかったということだ。
その対処できなかったというトラウマが、前に書いた欠落意識につながる。
その欠落意識を補うために、やれ、東大だの司法試験だのということになり、脳疲労を起こしてモノホンの異常体験をし、メンタル科の医師のお世話になることになる。
そして発病によって、辻悟氏のいう脱落意識を持つようになり、さらに独自の世界観と処世術に磨きがかかる。
以上ループ。
さて、研究の手引きであるが、どうも自律神経系統の興奮云々からアプローチしていった方がいいと思う。
これが中井久夫氏が書いた、身体に基礎を置いた疾患云々を裏書きするような気がするからである。
以上、管内三方面でいけもと