孤立した思春期を送っていた。
そんな中で魅力的な女性に出逢った。
が、女性に免疫はない。
そんな私を待っていたのは被愛妄想である。
私は彼女と一緒にいたかった。
もちろん恋愛感情抜きでである。
あの。
きちんとした思春期を送ってきた人間にとって、求める異性はセックスパートナーであるが、私の場合、求めていたのは異性の味方であった。
私の何かが、彼女に俺の味方になってほしかったのである。
そんな中で、私はその女子大生に夢の中で「嫌いよ」と言われる夢を見た。
それで私は問題アルバイターになったのである。
そして告白し失恋した。
その後の、彼女のほかの男を求めるあざとい態度が、実に気に障った。
当たり前であろう。
お気に入りの女性に告白して失恋し、その相手が田中みな実さんバリのあざとい態度でほかの男性を誘惑する。
生き地獄でした。
その痛みが私の第二回目のパニック発作の原因であった。
そして私は傷つき、会社を早引けして辞めてしまった。
別にその女性を恨みはしない。
その人とは縁がなかったのであるから。
その後の私は、傷ついた男性としての誇りを癒やすために女あさりをする毎日であった。
が、元々モテない私であるから、女あさりの結果は推して知るべしあるが。
そしてせっかく入った大学を学費未納で除籍になり、バイト先も勧奨退職させられた。
無能のレッテルを貼られてである。
そして私のセルフイメージは悲惨なほどに傷つき、スキゾフレニアになったわけである。
が、そのお相手さんには全く問題はない。
魅力的な女性をあざとく感じ、自分を誘惑していると感じたのが、私の被愛妄想であるからである。
やっと本当のことがいえた。
私は二十歳の時から三十五年間。
ずーっと心の傷を抱えて生きてきたわけだ。
最後に。
ネットで私の話し相手になってくれた女性もいたし、友達もいた。
そして別れたとはいえ、彼女さんもできた。
私の傷は無限の知性によって癒やされ、成仏させてもらったのだ。
無限の知性よ、そして周りの人たちよ。
ありがとう、本当にありがとう。
言いたいことを言ったらすーっとした。
パパにもママにもいえないことは、ケロヨンにお話しするより、ブログに書くに限る。
そんなわけである。
バハハーイ。