B&B&B

回り道を全力疾走

目がシバシバする~

2007-11-07 18:55:31 | 未分類
昨日から珍しく本を読んでいます。

ゼミやレポートや発表のための本ではなく自主的に読んでいる本です。

FUNでは歴史の重要性を学んでおり、前々から興味は持っていたものの、どうしても面倒という邪念がとけず、いつも避けていた分野でした。

しかし、今読んでいるのは、豊臣秀吉の歴史小説、上下間に及ぶ、太閤記です。

それを読もうと思ったきっかけは、あの方が好きだと言っていた本だからなのですが・・・。


まったく単純馬鹿な男だと感じます。

まぁそれがわかっているから、あの方と一緒にいることで自分が在りたい自分でいられるのだと思います。

自分の馬鹿単純な性格を利用して成長していこうと思います。


読み始めるとなかなか面白くて今日は授業中でも暇なときは読んでいました(笑)


それとは別に、今は10冊強の文献を読み漁っていました。

明日の和NiGiRi定例会のための本です。

すべて韓国に関する本ですが、近くて遠い国と言われていただけあって、調べれば調べるほど新事実がわかって面白いです。

いつも言っていることですが、FUNでも教えられることですが、日本はもっと近現代について学ぶべきです。


と、感じる今日でした。

生きながら火に焼かれて

2007-11-07 01:22:02 | 未分類
今日は、珍しく午後から予定が入っていなかったので、『あの方』から借りた本を一気に読んでいました。

『生きながら火に焼かれて』というタイトルの、なんとも興味をそそる本でした。

かつて自殺について色々と調べていたのは過去にも書きましたが、
インパクト性、ナンバーワンの焼身自殺を思い出しました。

確か『完全自殺マニュアル』だったと思いますが、人に訴える、衝撃もしくはインパクトを与えるために自殺をするなら焼身自殺が一番だ。ということが書いてありました。

それだけ、その死に方は周りの人に衝撃を与え、無残なものだという事です。

皮膚は弾け肉が覗き、人が焼ける匂い、火だるまになってもがき苦しむ姿、断末魔、眼球は白く濁り固まる・・・でも、死にいたるまでには結構時間がかかる。

中途半端に助けられると、痛みや後遺症などで苦しみ続ける。

とか書いていましたっけ。。

過去にも、労働条件の改善のために中国でデモが起こったときに、その中の一人が自ら火をつけ、『労働条件の改善を訴えながら死んだ』として一瞬世界中で大きく報道されたと思います。

また、憎むべき親族の目の前で焼身自殺をしたという事例もありました。



まぁ、そんな感じのの事例を過去にいくつか調べていた事もあり、生きながら火に焼かれて・という題名には興味を持ったというわけです。

ここままでかなり『変人度』が高いのかもしれません。

『変態』ではありません!あくまでも『変人』です。

それがいいです。


その本には、世界における女性問題、特に昔からの女性差別の因習に苦しんだ一人の実在している女性をそのまま書いたもので、

世界の中にはまだそんな考え方の部族もいるのか・・・と、考えさせるものでした。


いつも不思議に不思議に思うのですが、
世界の歴史的になぜ女性の地位の方が低くされるのでしょうか?

生まれもった力の差?生まれ持った温和な性質?体の構造?

よくわかりません。

別にどこかの民族では、男の地位の方が代々低い、ところとかがあってもいいとおもいますが、

まぁそんなことはどうでもいいです。

驚くべきことは、今現代でも、

ただ男性と仲良く話をするだけで殺される、という因習を持つ村があるということです。
一人で街を歩く事も、好きな服を着る事も、勝手に出かけることもできない。もししたら、殺されるという地域が存在する事。

確かに、イスラム教では女性は肌の露出も外出も控えなくてはなりません。
しかし、その原点は、女性を守るという考えから来ています。
豚肉を食べないのも、兵士を守るという考えからです。
ラマダーンも非日常を経験して貧者の気持ちを共有するという考えからです。

そんなイスラムの歴史を学んだときは素敵な宗教だと感じましたが、

それがどこで歪んでしまったのか、今ではただ女性を束縛するだけの因習でしかないところが実在しているというのです。

まぁ、国際協力に興味がある人は是非読んでもらいたい一冊です。

その著者を死のふちから助けたのはそんな人でしたから。

しかし、助けるといっても、簡単ではありませんので。



特に男の私としては彼女の最後の記述に涙腺を緩めてしまいました。

そこには、多かれ少なかれ、男性に対する憎しみのようなものが感じられましたから、代表ではないですが、申し訳ないという気持ちでいっぱいになりました。


まぁ、そんなところです。

まだまだ、俺が知らない世界が沢山あります。

僕達は、知的好奇心を絶やすことなく、目をそむけることなく、学び知っていく必要があると感じます。

なぜなら、私達はグローバル化の世界で生き、必ずどこかでつながっているのですから。


無知はそれだけで罪となる場合があります。


知らなかったですませられるような世界にはしたくない。
そんな自分にはなりたくないという思いで、今、生きています。