昨日は岐阜で36.5度と6月の観測史上最高気温でアジサイの花弁は一部焼けました。
そこへ、今朝見ると株立が妙に空けて見えます。傍へ行って見ると花弁が3本ほど手折られていました。丹精込めて育ててきた花を、何の断りも無く切り取った犯人が家の者なら無神経を通り越した呆れた仕業です。昨年も注意したのです。そこからは目が出ないし樹姿は崩れるし。誰か他人が屋敷へ入り込んで手折ったのなら、家屋侵入窃盗罪です。
「手折るな」と張り紙してようとして、狭いところへ踏み込んだ途端、雑草取りの三角鍬の角を踏んでしまった。「痛っ!」と激痛が走りました。直後に足が水に濡れたような気がしたので見ると、1センチほど馬蹄形に切れ、ダラダラ出血していました。
靴下履きの突っかけ草履、麻裏を模したビニ製草履は瞬く間に血に染まっていきました。
やっと患部を押さえて血を滴らせて居間へ入り、患部をテッシュで押さえ止まらなければ、救急車を呼ぶしかないなと、押さえ続けて20分ほど、何とか止血しました。
風呂場へ行き汚れた左足に、シャワーをかけ洗いました。
何とか車で行けそうだったので、綿テープで押さえ県病院の救急外来へと向かいました。
患者が多いし、表玄関が開いているのでおかしいなと、総合受付で来意を告げると、土曜日と勘違いしていて金曜日で幸いでした。救急外来か一般診察で治療なのか問うと、担当看護師を呼びに行かれました。看護師が来て事情を聞き、患部を診て、「止まりにくい土踏まずがよく止血した」と、歩けるか聞き、一般診療で治療を受けるよう手続きしてくれました。しかも総合病院は紹介状なしの診察は特別料金なのに、怪我のせいか「紹介あり」と、受診票に書いてありました。
いつもお世話になる外科の受付、顔見知りの職員に説明し、手際よく診察手配して頂きました。待つこと小一時間いつもと違う診察室で、初見のドクターに診察を受け事情説明し、ベッドに寝かされ、看護師が手伝い処置して頂き、「縫合の必要はない、患部の消毒とテープを貼り、化膿止めの薬を処方され、来週水曜日に再診外来の指示票」が切られました。
「それまでに患部が腫れてきたら化膿したということなので、随時来院しなさい」とのことでした。
出血は注射針2,3本くらいは出血したと思います。鍬はシャベルのように丸く湾曲になっていて、角が浮いた形なので当ったのです。「土は付いていたか」聞かれ、土も錆びも付いていた、止血に懸命で創部を水洗いする余裕は無かったと説明しました。
やれやれ二重の飛んだ災難でした。帰宅して血潮で団子になった靴下をハイターで晒しバケツは真っ黒に、居間のフローリングの血の後始末などなど・・・、頭に来て溜めてあった若世代のダンボール箱に整理してあった洗濯物を玄関いっぱい放り投げ鬱憤をぶちまけました。
高校から帰ってきて驚いた孫が「お母さんが犯人だと断定できるの、余りにもひどすぎる、犯人でなかったら謝るの」と泣いて抗議してきました。
「そうでなかったらこっちが謝るよ」と、ふて腐れました。最悪の一日でした。