わが市(岐阜県・各務原市)の図書館は9月末まで2週間ほど休館しいていました。
コンピュータシステムを更新するためと説明した。長いことかかるね、銀行など1日か一晩でやるのにと愚痴っていたところです。
どんなシステムに変わったか行ってみました。見たところ変化はありません。入口の廃棄本コーナーで
「崩れ」幸田あや 1991(H3)年10月刊 講談社
を一冊いただきました。その他に曽野綾子の小説が2冊ありましたが見送りました。帰りに見たら誰かが貰って行ったようで在りませんでした。
どんなシステムに変わったのか、試しに検索機で「幸田あや」と入れると、今までと同じようなタッチパネル・かな入力ですが、検索能力が早く結果がでました。
冒頭に「崩れ」の在庫本が閉架場所と検索されました。おかしいなと、バーコードを比較すると違っていたので2冊のうち1冊を廃棄したことが分かりました。検索結果をコピーしました。これは便利になった新機能です。
念のため司書席へ行って女性に確認すると、「仰せのとおり1冊を廃棄しました。どうぞお持ち帰りください」とニコニコしていました。
「システムは早くなったが基本は変わっていないね。それより県図書のように、不法持ち出し防止のセキュリティバーを設けてくれんかね。コンピューター関係の本などすぐ失くなってしまうので叶わんよ。再読しようにももう無いのだから・・」「そうなんです」「前にメールで文句言ったら2千万もかかるのでできません。年間購入費に匹敵し、県図書は蔵本を目的にし、当館は閲覧と貸し出しが主で、ゲートはできませんと回答されたが・・」
「そのとおりなのです」そばで立ち聞きしていた男性司書が笑って聞いていた。
「それと、もっと読みたいような本を購入してくれんかね」と言ってきた。
最近は本を読まぬし買わない。数日前、自由書房という岐阜市の代表的本屋の支店で求めた本
「2014年版 間違いだらけのクルマ選び」徳大寺有恒 島下泰久 共著 草思社刊
1,400+税112円=1,512円也
下らん本だが車を買えないので昔もよく買って読んだ本。古いのは捨てたが01年、05年の2冊は手元にある。このシリーズはよく売れたが近年廃刊していたのを復活したようだ。
昔の編集に比べ雑、内容もお粗末。買うのでは無かった。店員に「いつも立ち読みでは悪いし、売れ残っているので買ってやるよ」と言ったら笑って「ありがとうございます」と喜んだ。
一つ前の世代のカローラに乗っていて12月は2回目の車検を受ける。いい車だがバックが見にくい。現行カローラは「歴史に残る失敗作、ユーザーをなめるな、ちゃんと作れ」は正解だろう。ひとクラス下のヴィッツと車体基本部分を共用し安易な小型化をしてまったく売れない。当たり前だ。