たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

闇サイト殺人事件・死刑執行

2015年07月03日 | 日記

29684(憎むはヨ)とは、先日死刑執行された闇サイト殺人事件の主犯等に、被害者が答えたキャッシュカードの暗証番号だった。命乞いする被害者を冷酷無情に殺害した犯人を、国会開催中にも関わらず死刑執行を命じた上川法相を支持したいと思います。
7月2日の「声」には、「死刑制度の再検討をすべき」との意見が寄せられていました。
諸外国には死刑制度のない国が多くあり、アムネスティなる団体が日本を野蛮な国と批判しているようです。
わたしは何年か前、ある仏教講座で神父さんの「汝、殺すなかれ」という演題の講演を聞いたことがあります。「裁きは神が為すものなり」と。
質問時間になり、聴衆から「死刑囚でも殺してはいけないのか」と激しい問いかけがありました。
神父さんは「キリスト教は殺人犯でも、殺してはいけないという教義なのです」と、当惑したようにお答えになりました。
死刑制度も、太地のイルカ追い込み漁に極端な忌避反応を示す例に見られるように、根っ子のところには、宗教をベースにした文化の違いがあるのではないかと思います。

わが国は死んでお詫びしますという切腹文化を持つ国です。忠臣蔵が良い例でしょう。
宗教の違いもあり、死刑制度を簡単に廃止とは国民性が納得しないと思います。
闇サイト事件の被害者が身内だったと仮定して、犯人を許し、更生を期待すると、本当に言えるかどうか、一人称で考え答えを出すべきことのように思います。

高尚なる朝日新聞はお爺のアホな投稿はボツ間違いないので、ブログにアップです。