たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

秋日和・同窓会3

2012年10月15日 | 日記

 

山中伸弥先生の研究はiSP細胞というもので、画期的新薬に発展すると言われます。
中でもアルツハイマー病に効く薬の開発の期待がかかっています。私の高校の級友の女性は55歳前後からこの病気になって、今でも元気に闘病中です。ただ何も分らないのです。
20年近くそれ以上になるでしょう、私が平成6年に退職して、滞っていた同窓会を主催した時、級友の住所が分らず、この女性に電話しました。同窓会など先に立って動く彼女が少し違和感のある応対だと感じました。後で聞くともう発症していたのでした。親しい女性の級友が見舞いに行くと「誰かが電話してきた」と言ったそうです。それからの病変は早く、間もなく60歳前に療養型施設・病院に収容されました。
ご主人は一日も欠かさず施設へ世話しに行っておられるとのことです。電話や手紙、一度はお見舞に伺いました。
小中学の級友の男性の1人も5~6年前からアルツハイマーになり、昨年の同窓会には来ませんでした。彼は私より早く妻と死別し1人息子も未婚で不自由しているのではないか、心配しています。
また、私の愚息が高校の担任だった先生も数年前、筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう):ALS を発病され、退職後数年で尊厳死されました。この方に仲人をお願いしたので、お見舞に初期の頃行きました。自ら「最後は家族に迷惑をかけるかも・・」と話された時、厳粛な気持ちになりました。葬儀では喪主の息子さんは立派な尊厳死だったと挨拶されました。
iSP細胞の薬が早く開発されることを祈ります。
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宴会では飲んではいけない体で、飲める量も少なくなったし、断酒会で修行した身なので本来一滴も口にしてはいけないのです。
カラオケは竜鉄也さんが作曲して美空ひばりさんに提供した「裏町酒場」も歌ってみたい曲です。
竜鉄也氏は失明しながら、奥飛騨温泉でマッサージや流しをしながら、名曲「奥飛騨慕情」で大ヒットしたと記憶しています。ひばりさんも良いが、大川栄策さんの裏町酒場も絶品です。 

大川栄策 裏町酒場
作詞:さいとう大三 作曲:竜鉄也 オリジナル歌手:美空ひばり


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