カメラ好きが集って街角でスナップを撮影するイベントを見つけ、さっそくエントリーしました。
参加した回は「中判カメラ」がテーマ。先日の記事で中判カメラがどんなものか、簡単に説明したので繰り返しませんが、「撮影枚数が12枚」という制限があります。何も考えずに撮影してしまってはあっという間に撮り切ってしまうので、「必要に応じてサブカメラを持参することを推奨」だそうで。デジカメでも良いのかもしれませんが、ここはサブ機もフィルムで挑戦することにしました。
『まねき猫』登場。
レンズの左側に付いているレバーの動きがシブくなっていたのですが、ここでオイルを使うわけにはいかないので、百均で4Bの鉛筆を買ってきて、芯を削って潤滑剤代わりに使います。これは古いカメラではよく取られている対策。
レバーの隙間のスリットに、サンドペーパーで削った芯を筆に乗せてそっと落とし、しばらく動かしていると、滑らかに動くようになりました。このカメラの持病みたいなものです。
イベントで使うYashica-Aはピント合わせの作業ができますけど、このカメラではちょっと難しい(詳略)ので、例のレンズ付きフィルム(w)みたいに「構えてシャッター切るだけ」という要領でお散歩写真を量産してくるつもりです。
このカメラには「推奨モード」とでもいうのか、このシャッター速度でこの絞りでこの撮影距離でシャッターを切れば、とりあえず写る、という表示があります。
絞りは8
撮影距離は6m
シャッター速度は1/25秒
そういうところに「赤い点」が打ってあります。そこに合わせてシャッターを切れば、写る、というわけ。
その条件を、OLYMPUS E-PL2 に入力して(マニュアルモードにしてそれぞれの数値を合わせる)撮影してみた。
夜の室内で蛍光灯下による撮影、意外に写ってびっくり。
撮影データは「絞りF6.3、シャッター速度1/25秒、露出補正無し」
ちなみに
カメラ任せで撮ったの。
(絞りF3.5、シャッター速度1/30秒、露出補正-1/3EV)
・・・ネガフィルムの撮影だったら、焼き付けの時に露出補正して、もうちょっと明るくプリントできるはず。
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