CozyConer

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多摩川から羽村堰へぶらっと自転車で

2010年09月12日 | 自転車

 猛暑が一段落し、9月に入ってすっかり秋らしくなった今日この頃…、と言いたいのだが、9月に入っても猛暑は猛暑。チョー残暑が続いている。こんな中、自転車乗ったら熱中症で命を奪われかねないと引きこもり生活をしていたんだけど、どうにも身体が鈍ってしょうがないので、久しぶりにご近所サイクリングへ出掛けた。ご近所と言っても少し長い距離を走ってみたくて、府中から多摩川沿いに出て、サイクリストのメッカ、多摩川サイクリングロードを西へ上り、羽村にある玉川上水の取水場、羽村堰を回って、玉川上水沿いに戻ってくる、約53キロのコースとなった。

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 府中市は、東京の都下でありながら、大国魂神社があり、どことなく神秘な場所である。府中という地名もかつての要所を意味してあるので、そこここに遺跡が発掘されている。なのでこの辺りは土地を開拓して何か箱モノを建てようとすると、その遺跡調査から始まり、万が一何か出ようものなら開発が一時中断し、遺跡調査になってしまうそうだ。そんな府中市を素通りして、多摩川沿いの自転車道、通称「多摩CR(たまさい)」に出てしばしの休憩。暑いのにサイクリストやジョギングしている人がたくさんいる。

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 気持ちの良い多摩川沿いを西に向けて快走する。時折路面のもわぁ~っとした熱気が上がってくるが、走っている時は割と爽快。日野橋、立日橋をくぐって更に西へと向った。

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 途中、多摩大橋下で休憩して、どうにかこうにか羽村まで到着。ここが多摩川から玉川上水への取水口である。江戸時代、玉川兄弟が建設を行った玉川上水であるが、「多摩川」と「玉川」、字は違えど同じ読みなのは偶然なのかと思いきや、この工事が成功し、「玉川」という姓を名乗ることが出来たそうだ。

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 取水したては、轟々と流れる水の量だ。我が家の近くまで来ると、ほんの小川のようになってしまうのだが。今でも玉川上水の恩恵を受けているところが多い証拠なのだろう。

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 羽村の堰を折り返して、玉川上水に沿って戻ることにしたのだが、時間はお昼になっている。事前にカミさんがチェックしてあった「Fussa Cheese and Olive Sandwich House(福生チーズ&オリーブサンドイッチハウス)」へ寄ってみた。新奥多摩街道沿い、下り車線側、福生警察署の手前にある黄色い建物が目印だ。中はログハウス調で、この日はロカビリーっぽい音楽が流れていた。良く見たらポール・マッカートニーのライブ映像だった。もうすっかり気分はネイティブアメリカンだ。サンドイッチと言っても軽食だとバカにしてはいけない。ボクはビーフバーベキュー味。カミさんはアンチョビマッシュルーム味。もうガツンと来るボリュームだ。お互いに味をチェックして、なんて思ったが、もう食いついたらそういう余裕もなく、一気に食べてしまわないと中身がはみ出してぐちゃぐちゃになってしまう。いやぁ~、美味かった。さすが福生はアメリカンな街である。バドワイザーとかをビンのままラッパ飲みしたい雰囲気だった。

 久しぶりのサイクリング、50キロ程度なのに身体がボロボロ。もう好きにして、って感じ。でも気持ち良かったなぁ。来週はもう少し涼しくなるらしいので、また何処かへ行って鍛えてみよう。

追記:前回ハンドルを短くカットしたのだけれども、今回そのインプレッションでも、と思ったのだが、そう乗り味的には大差無かったように思う。若干取り回しが楽になり、直進安定性も増したようにも感じたが、劇的というワケではなかった。ただし、ボクより身幅の狭いカミさんのライディングスタイルを見る限り、腕がまっすぐに伸びていたので姿勢としては良くなっているように思う。以前は外に広がっていたから。本人はそのせいで腕が疲れた、と言っているが、久しぶりに乗ったからだ、という理由はナイショにしておこう。