あるきっかけで山梨の情報を得てたとき、不意に知らされたある画家の特別展があったのです。
山梨県立美術館で開催されるという「佐伯祐三」という画家の特別展。詳細はコチラをご覧下さい。(終了しているとリンクが切れてる場合もあるかもしれません)
佐伯祐三という画家を特に好きだったという訳ではありません。ただたまたまこの特別展のニュースを知ったときに「あれ?見たことあるぞ、しかも興味あるんじゃね?」という感覚がありました。そう思ったらいてもたってもいられないのがボクの性格。紅葉の時期でもあるので、渋滞を避けるように朝早くから愛車を山梨に向かわせたのでした。
ボクは美術鑑賞という趣味からはおよそ真逆の位置にいるんだと自負しています。だから評論とか解説とかは出来ないし、するつもりもありません。ただ言えるのは「ちょっと見てきてごらん」という漠然とした感想。佐伯祐三という人は30歳で亡くなっています。詳細はWikiにリンク張っておきますのでご確認下さい。1927年に亡くなっているんですが、今からおよそ1世紀前のパリの街並みが彼の躍動感ある筆使いで描かれているのにものすごく引き込まれてしまいました。カミさんと一緒に行ったのに、美術館では絵に没頭してしまい、カミさんが何処にいるのかもわからなくなってしまうくらい・・・
なんかさ、明治から大正、昭和初期に生きてきた人って本当に躍動感ありますよね。今はインターネットで何処にいてもどんな情報でも手に入れることができるけど、当時はそこに行かないとわからないことだらけ。絵だったらパリで修行するのが一番なんでしょう。で、それを実行してしまうバイタリティってのが尊敬に値します。
美術的な価値とかはさっぱりわかりませんが、写真では伝わらないキャンバスから得られる躍動感は、オリジナルを見ないとわかりませんよね。うまく伝えられないのがはがゆいです。例えば絵の具の盛り方とか筆の流し方とか・・・。実は二次元である絵画ですけど、よく見ると立体感があって三次元なんですよね。
サッカー観戦も良いけど、たまにはこういう美術鑑賞も良いよねぇ〜と帰りの車の中で語り合ったのでした。
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