今年も残すところあと僅か。昨日は仕事納めではあったが、最後までバタバタと忙しく、納会にも顔出せずに普通の帰宅となってしまった。ま、残業するよりマシだわな。そんな年の瀬に今年最後の登山を、と27日の日曜日に奥多摩は日の出山へ行ってきたので報告しようと思う。
今回のコースは、御岳山山頂駅 → 日の出山(昼食) → 麻生山 → 金比羅神社 → 武蔵五日市駅 だ。総延長約12キロのロングコースだが、御岳山までは一気にケーブルカーを使うので、コースのほとんどが下りとなる。これじゃ登山じゃなくて下山だネ。ま、年末の飲み会続きの体たらくな身体には調度よいリハビリになる。JR青梅線の御嶽駅でいつもの登山仲間のT氏と待ち合わせ、バス、ケーブルカーを乗り継いで山頂駅へ到着した。年末の為かバスもケーブルカーもガラガラである。お天気は申し分なく、ちょっと着込んできたので暑い位だ。準備を整え、日の出山方面へ出発した。途中、ご覧のような宿坊の間を通り抜ける。宿泊者○○様ご一行歓迎の看板等出ているところを見ると盛況のようだ。皆さん泊まりに来てるのだろうか。御岳山で忘年会ってのも悪くないな。
賑やかな御岳山を過ぎると、冬の日差しが差し込む林間コースへとなる。今日は本当に穏やかで良い天気だ。ただし立ち止まると風が冷たいので引いた汗が寒気をそそる。静かで良い山行だ。
1時間程で日の出山へ到着だ。案外広い山頂、そして案外眺望が良いので驚いた。ここなら日の出が綺麗に見れるのだろうか。それ故に日出山?綺麗に整備された山頂は居心地が良い。いつもならひいこらと坂を這いつくばって登ってくるのだが、今回は多少登り坂があった程度で到着した為あまり疲労感はなく、余裕の昼食の準備である。
今日のお昼はいつものカップ麺からグレードアップ?して鍋焼きうどんだ。具はご覧のように天ぷらしかなかったけど、身体が温まって美味しかった。こいつの注意点は、一度に一つしか調理できないことだ。更にアルミ箔の器があまり丈夫ではなく、もう一つの方は穴が開いてしまっていた。従って、最初に作ったうどんをボクら夫婦で分け合って食べ、あら方無くなったらもう一つのうどんを追加してまた分け合って食べたという具合。ちょっと落ち着かなかったけど美味しかったので「良し」としよう。
眺望はご覧のように素晴らしく、都心側に抜けているので、アレが何処だ、とか楽しむことができる。
すぐ脇には、ひょっこり山頂の姿がお馴染みの大岳である。奥多摩の山はこの大岳を目安にするとその周辺の山がわかり易い。この姿は我が家からも見えるので、この日の出山もきっと見えているに違いない。
ゆっくりと昼食を楽しんだら出発だ。ここから先が3時間以上歩かなければならない。金比羅尾根という長い尾根をジワジワと降りて行く。途中いくつかピークがあるのだが、麻生山という小ピークに登ってみた。地図を見るとちょっと迂回する程度だったので甘くみていたのだが、この立ち寄りが後でコースタイムに大きく響いてしまった。ご覧のように山頂と言っても木立の中であまり嬉しくない。で、ここで元来た道へ引き返せばすんなりコース復帰できたのだが、地図には点線ではあるが、このまま直進しても元のコースと合流になっていた。じゃ行ってみるかと進んだのだが、これが結構険しい。コース案内もないので、ロストする確立も高く、こんなところで迷ってもアホらしい。更に急坂なのでもし間違えたときにこれをまた登り返す気力も残しておく必要があった。落ち葉で足元が悪い中、滑らないように慎重に降りる。周りを確認しながら降りていくと、どうにか元のコースへ復帰できた。かなり時間的にロスった感じだ。今日は武蔵五日市まで降りたあと、15時50分発のバスに乗る予定なのだ。このバスに乗れないと、1時間後になってしまう。いやぁ~、焦りましたヨ。ところがこの焦りが悪かったのか、なんてことないところで右足をグキっとやってしまった。捻挫だ…。すぐさま手持ちの消炎スプレーで患部を冷す。まだ痛みはそれほどでもない為、靴紐を強めに締め直して先を急ぐことにした。時間が経つに連れて痛みが出てきたが、ブーツの足首をきつく締めているのでどうにか歩くことができる。五日市の街道沿いまで出たところで時間を確認。ラスト20分だ。よしどうにか間に合う。バス停についたのは10分前であった。もう一度スプレーをして幹部を冷した。
何故そんなに怪我してまでバスの時間に拘ったのか…。その答えはコレである。武蔵五日市からバスに揺られて30分、八王子の市役所近くにある蕎麦屋「中清」での忘年会だったのだ。ここの蕎麦はとても美味しくて、蕎麦だけじゃなくオツマミもとても美味しい。足の痛みも忘れてしまう程堪能したのであった。お近くにお越しの際は是非試して頂きたい。ちょっと飲み過ぎたけどネ。
さてその後の捻挫はというと、早めに消炎スプレーで処置した為か痛みは引いてきている。でも足首をひねったりするとウッ!と声が出そうになるのでまだまだかな。皆さん、お気をつけ下さい。本ブログは本年はこれにて最後になる予定です(何かあったら書くかも)。読んで頂いた皆さまには大変感謝申し上げます。どうぞ良いお年をお迎え下さい。
下山で急ぐのはけっこう危険ですので、心の余裕を残すのがコツです。
100%ではなく、80%ぐらいがちょうど良いかと思いますよ・・・
仰るとおりですな。ホント焦って良いことはありません。でも地方の路線バスって本数少ないし、コースタイム読むのが難しいですわ。
そしていつもコメント有難うございます。来年も引き続き宜しくお願いしますネ。
今年もお世話になりました。
不景気による人員削減の煽りを受け、負荷の際限なき増加の日々。
おまけに車上荒らしには会うし、踏んだり蹴ったりな2009年でした。年明け早々、全国的に荒れ模様となるようですが、お体には十分お気をつけください。それでは、よい年をお迎えください。
今年最後の山歩きお疲れ様でした。最高の締めですね(^^
良いお年を、また来年もよろしくお願い致します。
コメントありがとうございます。
ほんと災難でしたね。ブログ楽しみにしています。特に写真は楽しみにしています。本年も引き続き宜しくお願い致します。
旧年中は大変お世話になりました。本年も引き続き宜しくお願いします。
日の出山頂からのコースって、大体がつるつる温泉へ誘導されてるので、違うコースの場合は難しいですよね。足さえ捻挫しなければ楽しかったのにな。