CozyConer

サッカーやグルメや旅行やキャンプや…日常のちょっとしたことをつらつらと。JリーグのFC東京を強烈に応援しています。

森林の涼を求めて~子の権現~

2005年07月19日 | 登山・ウォーキング
梅雨明けしたとたんの猛暑が東京地方を襲っている。ここのところウォーキングしようと思っても天気に恵まれずにいた。ちょっとしたフラストレーションを感じていたのだが、この連休に、埼玉県の子の権現を中心に名栗の方へ歩いてみた。

金曜日に職場の飲み会があり、少々羽目を外した関係で土曜日の朝は悲惨な状況から始まった。居間のエアコンの下で目を覚ましたのだが、もう朝6時である。しかも帰ってきたままの姿だ。
あわててベットに潜り込み、もう一眠りと思うが、暑さで眠れない...そんな感じの連休スタートだ。予報だと日曜日に天気は崩れるが月曜日は晴れのようだ。以前に計画したウォーキングを月曜日に実行することにした。

西武秩父線の西吾野駅に9時半前に到着。快晴である。気温も高い。駅からしばらく国道299号線を歩く。今回は子の権現という寺に向かい、その後尾根伝いに通称竹寺といわれる八王寺を経て、名栗の方へ下りるコースだ。国道から山道へと入る。住宅地が終わると舗装路も終わり、勾配がきつくなる。木々から漏れる光が眩しいが、それもすぐに薄暗くなっていく。P1010326標高は250m程度だが、山から吹いてくる風は涼しい。やはり森は自然のエアコンである。だが、道は一気に勾配をきつくし、歩く速度を否応にも遅くさせる。

いくら森が自然のエアコンだとしてもやはり気温と湿度が高いせいもあり、体調が優れない。呼吸が荒くなり、ものすごい熱を体中に感じる。急に足が動かなくなりそのまま座り込んでしまいたい衝動にかられた。「まずい、これは熱中症かもしれない」と脳裏を過ぎった。持参した飲料をほとんど飲み干し、ペースを落としながら最初の目的地、子の権現に到着だ。P1010329この寺は足腰にご利益のある寺で天龍寺という名である。
足腰にご利益あるのに足元へろへろでの到着は皮肉であった。確か記憶では小学校の遠足で訪れているはずであるが、これほどしんどい行程だったろうか?と思う。でもその時に見た巨大なわらじは健在であった。

付近の尾根道にあるちょっとした広場にシートを広げ、休憩を兼ねての昼食タイムだ。目の前は見事な秩父の山並みが広がり、涼しい風が吹いている。コンビニで買った握り飯がこれほど美味く感じる瞬間はない。これだからやめられない。

途中に峠をはさみ、尾根伝いに進むと、やがて通称竹寺と呼ばれる八王寺に到着する。この間の高低差はあまりないので、比較的楽な行程だ。P1010334
先ほどの子の権現もそうだが、創建してから1000年以上も経っている。こんなところに歴史的な建造物があるのがちょっと不思議だった。ここは宿坊も行っているらしく、この日も何組か宿泊していたようだ。精進料理も有名らしい。
またその名の通り、竹がきれいで、付近にはよく整備された竹林もある。P1010335
竹林からは涼しい風が抜けてきて、その際に笹の葉がこすれる音がして非常に風流だ。しばし休憩をしてから、最後の行程に進むことにした。

竹寺の時点で標高は500mを切る位なのだが、地図を見るとコース終点のバス停まで距離が短い。ということは下り坂ではあるが、それはすなわち一気に下る難所であるという意味だ。予想はつくものの、これはしんどかった。むしろ登っていた方が楽なのではないか、と思うくらいの急勾配を下りていく。これはどんなに健脚祈願を子の権現で行っても、ご利益的には足りない感じがする。ましてや体調を崩しているし、少々体温調節できなくなっているので、意識的に休憩を入れるから時間もかかる。もう1リットル以上も水分補給しているのだ。

やがて車の走る音や、近くに学校があるのだろうか、子供たちのスポーツをしているような声が聞こえてきた。子殿というバス停に到着し、近くの酒店にある自販機で炭酸系のジュースを一気飲みしてしまった。
冷房のよく効いたバスの中は天国である。約40分ほど揺られて西武池袋線の飯能駅に到着した。その後珍しく昼間からやっていた居酒屋を見つけてビールで祝杯をあげたのは言うまでもない話。

そして今日、このブログを書きながら夏風邪をひいたことを最新情報として報告しておく。さ、もう寝なきゃ...


ほっとけないんだ...

2005年07月16日 | うんちく・小ネタ
ほっとけないんだよ...一度は言われてみたい言葉である。なんか気にしてくれてるっつーか、オトコに言われたら友情っぽいつーか、女性に言われるとちょっと嬉しいような...

「ほっとけない世界のまずしさキャンペーン」というのをご存知だろうか?テレビで著名人達が指ぱっちんしながら白いリングを腕にしている姿を目にする。時にはテレビ番組でも紹介されたり、ラジオで紹介されたりしている世界的なキャンペーンなのである。

SA330016
その著名人達は3秒に一度、指ぱっちんしているのだが、実は世界では3秒にひとりの割合で子供たちの命が途絶えているそうだ。写真のホワイトバンドは300円の代物だが、これの売上がこの子供たちを助けようとする活動に役立てるそうだ。ほんのちょっとではあるが、ボクも賛同してみた。

しかしこのバンドをして街を歩くのがちょっとハズカシイ。オシャレなナイスガイならまだマシだろうが、ボクはそのようなカテゴリに分類される人類ではないことは重々承知だ。でもちょっと頑張ってみようかな。


訃報~橋本真也~

2005年07月11日 | ニュース
まずは心からのご冥福をお祈りしたい。

今日は朝から蒸し暑く、こんな日はビールでも飲んで帰りたい1日だろうな、と漠然と考えていた。いつものバスに乗り、いつもの急行電車を待ち、いつもの地下鉄に乗った。いつもと違うのは、ロンドンのテロの影響か、警備の人たちが幾分多く見られる程度...あ、それから昨日ユニクロで買った新しいシャツがなんとなくいつもと違う間隔だった...

日中の一番暑い最中、世田谷まで外出し、長い長い打合せを終えて帰路に着いたときだ。

昔はいろんなスポーツの結果が気になって、毎晩のようにスポーツ新聞を買っていた。朝は一般新聞を読むのでスポーツはいつも帰りだった。なので東京スポーツが多かった。

最近はネットである程度情報得られることもあり、ほとんどスポーツ新聞を買わなくなっていた。でも今日は駅の売店にあるスポーツ新聞の見出しに釘付けとなった。
「橋本真也 急死」

ボクはそこそこ格闘技が好きで、中学生の頃、アントニオ猪木の戦いに夢中になり、ジャンボ鶴田のファンになってみたり少年の心を躍らせていた時期があった。最近の格闘技ブームもPRIDEやK-1は欠かさず結果チェックしている。
そういう意味ではプロレス界はあまりパッとした話題はなかったが、小川直也辺りがハッスルポーズ等でなんとか盛り上げようとしている姿を影ながら応援していた。

まだニュースでは死因等の詳しい報道はしていないが、何をやっても死にそうもないレスラーが急死、それも橋本真也が死んだというニュースはボクの中に何かものすごく拍子外れのような、作り話のような、そんな感覚が沸いている。割と好きな戦い方をするレスラーだったので怪我からの復帰を楽しみにしていたこともある。

本当に只々冥福を祈るばかりだ。安らかにお眠り下さい。


オトコの夏料理~スタミナ鉄火丼~

2005年07月04日 | 食・レシピ
梅雨だからしょうがないとは思うが、じめじめとした1日であった。水害の被害にあってるところもあるとのこと。お見舞い申し上げます。
ケータイ電話を最近変えてみた。ラジオや音楽が聴けるタイプだ。パソコンでCDからAACという圧縮方式で音楽ソースをSDminiカードに書き込む。そのメモリカードをケータイに差込めば音楽を楽しめる。今それでハワイアンを効きながらこのブログを書いているが、中々良い気分だ。

さて、そんなじめじめな時にでもオトコはスタミナをつけなければならない。常にスタミナと戦うのがオトコってもんだ。

でもこってりしたものはなんとなく食欲が出ないので、今日はさっぱりとスタミナしたいと思う。
先日作ったカレーの具であるオクラが余っていたので、それを使うことにした。オクラのネバネバだけでもスタミナっぽいが、それと納豆を合わせる定番スタミナだ。

スーパーに言ってみると、マグロの赤身が3割引になっていた。よし、これとオクラ納豆を合わせてドンブリにしてしまおう。
マグロの赤身は、醤油とみりん、それにワサビを溶いて漬けておこう。

オクラは塩でもみもみしてケバケバを取り、スライスしておく。納豆は付属のタレと辛子で混ぜて、そこにオクラを入れて更にネバネバさせよう。

あつあつのご飯をドンブリに盛り付け、ご飯に白ゴマとシソの葉のみじん切りを入れてさっくりと混ぜておく。そこにたっぷりとタレを染み込ませたマグロを好きなだけ盛って欲しい。遠慮はいらない。しこたま盛ったらタレもご飯にかけてしまう。

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これだけでも十分旨いとは思うが、夏のオトコはここからが違う。さっき混ぜておいたオクラ納豆をぶっかけちゃう。
さ、ビールの準備はいいかな?まずはマグロを一切れ食べてみよう。よく漬かっているかな?そしたらビールを喉で飲む。ゴクゴクっと飲んだら、一気に混ぜてドンブリをかき込んでみてくれ。スタミナもりもりになること間違いない。



ご近所散策~国立、谷保天神、矢川~

2005年07月03日 | 登山・ウォーキング
梅雨の谷間、雨は降らないけどスカッとは晴れない日曜日。散策本に載っていたコースを試してみることにした。

車で自宅から数十分で国立に到着。富士見台団地の外れにあるコイン駐車場に車を置いた。JR南武線の谷保駅はすぐ先だ。今回はここから谷保天神を抜け、田園風景を眺めながら隣駅の矢川まで散策することした。

JRの駅を超えるとすぐに甲州街道に出る。国道で言うと20号線になる。信号を渡るとすぐに谷保天神だ。この辺りは古多摩川跡の地層段差があり、神社内も入ると大きく坂が下る。境内には鶏が放し飼いされている。SA330002

中には立派な鶏もいて、互いに土を掘りながら威嚇し合っているのもいた。闘鶏にも通用しそうなくらいの太い足だ。
この天神様では神前結婚式の真っ最中であった。

谷保天神を抜け、住宅地を抜けると景色は一気に田園風景となる。
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田植えを終えた稲の苗が風にゆらゆらと揺れていた。まさに緑の絨毯を敷き詰めたようだ。こんなところで田園風景に出会えるとはちょっと得した感じだ。SA330006
また水が豊富で小川は悠々と流れ、用水路にも豊富な水が取り込まれている。
どうやらこの辺りにも蛍が出るようだ。東京もまだまだ捨てたもんじゃない。

以前、小金井から国分寺を歩いたときも古多摩側の地層段差を「はけ」と呼んでいたが、ここもその呼び方のようだ。はけ沿いに小川が流れ、それにそって散策道が整備されている。SA330008うっそうと茂る散策道を抜けてJR矢川駅へと向かった。ここまででまだ2時間過ぎていない。なんとなく歩きに物足りなさを感じていた。予定では矢川から谷保まで一駅電車に乗ってみようかと思っていたが、そのまま線路沿いに谷保駅まで歩くことにした。

天気はどうにか持った。国立の駐車場に戻った頃に全体的に暗くなり始め、ポツポツと雨が落ちてきた。
それほど起伏があるコースではないので、ぶらりと出かけるにはオススメである。