秋の夜長に、音楽を聴きながら本を読む時間が増えました。
内容や本の厚さにもよりますが、大体二日に一冊程度のペースで読んでいます。
今日読み終えたのは、片桐はいりの<わたしのマトカ>
<かもめ食堂>を見損ねて残念がっていたら、先日行きつけのカフェ<茶花>で
この本をみつけました。
オーナーが<貸してあげるよ>と言ってくれたので、早速借りてきたのです。
片桐はいりというと、あの独特の雰囲気の女優さん、位しか思いつきませんが、
この本を読んで、凄いファンになってしまいそうです。
マトカというのはフィンランド語で旅という意味だそうです。
彼女が<かもめ食堂>の撮影で、フィンランドに滞在した時の事が
書かれています。
初めてのエッセイなのにとても読み易く、ぐいぐい引き込まれてしまいました。
フィンランドでの事だけでなく、彼女が今までに旅した国での様子も
所々にでてくるのですが、ずい分勇気のある人なんですよ。
(無謀というか・・・)
普通なら歩かない様な、夜の裏通りを一人で歩いたり。
そんな彼女が羨ましくもあり。。。
フィンランドでの撮影が終わり、単独行動でファームステイしたあたりの事は
特に興味深く、彼女の気持ちが伝わってきて面白かったです。
この本を読んだら、ますます<かもめ食堂>を見たくなりました。
レンタルショップへ行きましたが、残念ながら全て貸し出し中。
また探しに行ってみます。