メキシコからの手紙

メキシコ国、ケレタロ州、ケレタロ市での暮らし。その日常の報告。

牛タンとチレ・ポブラーノのトマトソース煮

2012-05-14 19:41:58 | 料理
 牛タンにも、メキシコ風な料理のしかたがある。そのひとつである牛タンとチレ・ポブラーノのトマトソース煮を作ってみた。



 まず、1キロ当たり98ペソの牛タンを約1キロ買ってきて、圧力鍋で茹でた。冷めてから、ザラザラした表皮を剥ぎ、薄切りにした。



 これがチレ・ポブラーノ。メキシコでよく使われる野菜のひとつだ。大きなピーマンか濃緑色のパプリカのようだが、チリの一種で、ほんのわずかに辛味がある。このチレ・ポブラーノをガスレンジの火で焙ってから、ビニール袋に入れ濡れふきんで包んで、しばらく蒸らす。その後で、甘皮と中の種を取り去り、千切りにした。

 それからトマトソースを作る。トマトを4個、少しの玉ネギ、ニンニク、シラントロと茹で、ミキサーにかけ、鍋に戻し、ブイヨンを入れて煮つめる。塩と胡椒で味付けをする。



 トマトソースの鍋に牛タンとチレ・ポブラーノを加え、しばらく煮込めばできあがり。


 普通はトルティージャと食べるのだが、今回はご飯を炊いてみた。我が家にはお茶碗がないので、ご飯もおかずの皿に一緒に盛る。

マンゴーシェイク

2012-05-03 12:47:46 | 料理


 スーパーでマンゴーを買ってきた。5個で17ペソ(約110円)だった。メキシコの果物としてはあまり安くないが、日本で買うマンゴーと比べればちょっと安いだろうと思う。

 そのマンゴーを使って、マンゴーシェイクを作ってみた。



 マンゴーを3個、皮をむき、種を取り去って、ミキサーの器に入れる。



 さらに牛乳700ccと砂糖大さじ2を入れ、しばらくミキサーにかけるだけで出来上がり。



 氷を入れたグラスに注ぎ、やはりスーパーで買ってきたパウンドケーキと一緒にいただいた。

乾したそら豆のスープ

2012-03-26 12:54:02 | 料理
 夕食に乾したそら豆のスープを作った。




 乾したそら豆のスープは私の好きなスープだが、これまであまり作らなかったのは、乾したそら豆が意外に高価だからだ。なぜか大豆やレンズ豆の二倍以上する。

 作り方は、いたって簡単。まず250グラムの乾しそら豆を、2カップの水で、圧力鍋で茹でる。

 次に、別の鍋に油を少し入れ、みじん切りにした玉ネギ、ニンニク、トマトをじっくりと炒める。炒めたら、茹でたそら豆を茹で汁ごと加える。沸騰したら、塩で味を調え、刻んだシラントロを加え、出来上がり。




 そら豆が煮崩れて、なかばポタージュのようなスープになってしまうが、妻によれば、そもそもそら豆のスープはこういうものだという。たしかに味は悪くない。そら豆のほなかな甘味がきいている。

牛肉のメキシコ風ソース煮

2012-03-13 12:12:53 | 料理


 みじん切りにした玉ネギ、ハラペーニョ、トマトをじっくり炒めて作るソースは、メキシコ料理の基本的なソースのひとつだ。私は勝手に、メキシコ風ソースと呼んでいる。卵料理にも、エビや魚料理にも使われる。

 牛肉を使うこともある。小さく切って炒めた牛肉を、シラントロという香草と一緒に、しばらくメキシコ風ソースで煮込む。調味料は、塩、胡椒のほかに、ビネガーを大さじ1入れる。



 ハラペーニョも調理することで、辛さがマイルドになる。いずれにせよ、ハラペーニョの量は少なめにして、子供も食べられるようにする。それでもメキシコ料理に慣れていない子供だったら、ちょっと辛いと思うかもしれないが。

ミートソース・スパゲティー

2012-02-08 13:37:06 | 料理


 夕食にミートソース・スパゲティーを作った。

 こちらのスーパーなどにはなかなか既製品のミートソースが見あたらないので、挽き肉と野菜でミートソースを作った。

 ミートソース作りは難しくないが、けっこう手間と時間がかかる。だが、わざわざ苦労した甲斐があって、けっこう美味しく、家族からもとても好評なミートソース・スパゲティーとなった。

 労力のかなりの部分が、玉ネギ、ニンジン、セロリをみじん切りにすることに費やされるから、フードプロセッサがあれば、もっと簡単になると思う。