メキシコからの手紙

メキシコ国、ケレタロ州、ケレタロ市での暮らし。その日常の報告。

部屋の増築

2013-09-03 11:16:02 | 日常
 ほとんど2カ月近くかかってしまったが、ようやく2階のの部屋の増築と、台所の拡張工事がいちおう終った。



 ペンキ塗りは後でそのうちにやることにして、とりあえず今のまま使うことにした。



 少しずつ家具の移動を始めており、新しい部屋にもベッドや机などを入れた。しかしなかなかたいへんで、家じゅうが片付くまでにはまだまだ、だいぶ時間がかかりそうだ。





 隣に新しい部屋ができたため、もとの2階の部屋には窓がなくなってしまった。そのため天井に天窓のようなものを作った。これだけでも昼間にはかなり光が入る。



 台所の新しいスペースには、まず冷蔵庫を移した。できれば電子レンジを買いたいので、それを置く棚なども新たに探したい。予算は限られているので、段階的に考えていきたい。




近所のあぜ道

2013-05-12 13:07:05 | 日常
 昨日、土曜日の午後、久しぶりに近所の畑のなかの道を、息子と走ってきた。

 娘も一緒に行きたいと言うが、娘の自転車はアスファルト向きの車輪のようで、あぜ道などを走るとすぐにパンクしてしまう。娘にはママと留守番してもらって、二人で出かけた。



 まず、線路のわきを走った。畑の向こう側には、草サッカーのためのサッカー場が見える。青年やおじさんたちがサッカーに興じている。メキシコの典型的な週末の風景のひとつだ。



 私が写真を撮っている間、息子は線路で遊んでいた。たまに貨物列車がゆっくりと走るだけの線路だから、あまり危険はない。

 赤い花を咲かせている柘榴や、なぜか兵隊さんたちが居眠りをしているジープの脇などを通り抜けながら、あぜ道を進んだ。



 途中、木陰で持参の水を飲みながら、しばらく休憩。こちらでピルルと呼ばてている木で、とてもよく見かける。大江健三郎氏が『同時代ゲーム』でメキシコの「柳」と書いている木は、たぶんこのピルルの木のことだろう。

 畑は、麦を収穫した直後だろうと思われる畑が多かった。



 畑の写真を撮っていたら、のろのろと貨物列車がやって来た。連結している貨車がとても多くて、延々と続く。なかなか通り過ぎない。警笛の音も間が抜けていて、悠長だ。のんびりとした風景で好きだ。

 帰り道は、別のルートにした。途中、未知の植物が小さな黄色い花をたくさんつけているを見かけた。何という花か見当もつかない。





 近くから見ても分からない。もう少し草花のことを知らなければと思う。



 まだ家にたどり着かないうちに、ぽつぽつと雨が降り始めた。心配したが、本降りにはならずにすぐに止んでくれた。無事に帰宅した。 


ガーベラの虫

2013-05-07 15:59:39 | 日常


 このガーベラを買ったのは去年の母の日だったから、ほとんど1年がたった。

 しかし、ダニのような小さな白い虫がたくさん寄生して、薬をかけてもなかなか取れない。



 写真のように花の茎や葉の裏などに、たくさん虫がたかっている。なんとかならないものだろうか。



紅いコーリャン?

2012-10-15 17:53:26 | 日常


 日曜だった昨日、久しぶりに息子と自宅周辺の畑のなかの道を自転車で走った。すると上の写真のような、赤い穂をつけた作物が育っている畑が目立った。いたるところ赤い畑ばかりだった。だが、どういう作物なのか見当もつかない。

 家に戻ってからちょっと調べてみて、もしかしたらこれはコーリャンかもしれないと思い至った。最近、中国の莫言という小説家がノーベル文学賞を受賞して、彼の代表作である『紅いコーリャン』が話題になっている影響もある。

 しかし、メキシコ人がコーリャンを食べるなど、聞いたことがない。中国のようにコーリャンで酒を作るということもないようだ。家畜の餌にでもするのだろうか。

 妻の意見では、これはやはりトウモロコシの一種だろうという。メキシコには普通のトウモロコシのほかに紫色のトウモロコシがあって、それを粉にして紫色のトルティーリャを作ることがあるという。そう言われれば、確かにそのようなトルティーリャを何度か食べたことがある。紫色というよりは緑色に近かったと思うが。

 しかし、トウモロコシの実を付けているようにも見えない。事実はどうなのか、もっと調べてみないと分からない。


移民局

2012-09-18 18:11:19 | 日常



 ビザの更新手続きのため、ケレタロの移民局に行ってきた。

 今回は更新に必要な書類を確認するだけだったが、それでも1時間あまり待たされた。申請書のほかに、結婚を証明する書類やら、預金残高を証明する書類やら、いろいろな書類が必要になる。結構面倒だ。

 メキシコでのビザの更新は、けっこう手間と時間がかかる。もう少し手続きの簡略化とスピードアップができてもよさそうなものだが。

 だが自分の場合、今回の手続きが無事にすめば、永住許可が下りる可能性が高い。そうなれば、毎年ビザの更新手続きを繰り返す労力が省けることになるので、かなり助かる。