メキシコからの手紙

メキシコ国、ケレタロ州、ケレタロ市での暮らし。その日常の報告。

教科書

2010-08-28 10:17:38 | 子供
 小学校の二年生になったばかりの息子が、学校で教科書をもらって帰ってきた。

 その教科書は、全部で6冊。

 スペイン語と算数の教科書が1冊ずつ。

 メキシコの歴史が1冊。

 社会科と理科を合わせたような教科の教科書が1冊。

 図工と音楽を合わせたような教科書も1冊。

 それからなぜか、体育の教科書まである。

 これらの教科書は、全て無料で支給される。ただし、教科書を全て透明なビニールで包装しなければならない。その手間と費用は、親の負担だ。

カツレツ

2010-08-27 09:53:08 | 料理
 昼食に、牛のカツレツを作ってみる。

 つけ合わせは、マッシュルームと玉ネギのバター炒め。

 揚げ物は、自分が最も苦手とする料理だ。今回のカツレツも、残念ながら少し焦げてしまった。

メキシコのお米

2010-08-25 09:57:39 | 料理
 昼食にカレーライスを作る。

 カレーライスを作るには、当然、ご飯が必要だ。

 たぶんスペイン文化の影響で、メキシコでも日常的に米が食され、スーパーなどでも様々な銘柄の米が大量に売られている。

 ただし、そのほとんどがインディカ米だ。いわゆるタイ米などで悪名の高い、外米だ。

 日本のお米と同品種の、ジャポニカ米も、たまに売られている。しかし、とても高価だ。そのため、我が家ではめったに食べられない。

 今回も、「メシーカ」という銘柄の、メキシコ産の安価なインディカ米を使う。

 メキシコの古代文明といえば、マヤ文明とアステカ文明が有名だが、アステカ文明を築いたアステカ族は、別名、メシーカと呼ばれていた。

 メキシコという国名も、このメシーカに由来する。

 この米の、袋のデザインに描かれているものも、おそらくアステカ族の崇めていた神々の一人の姿であろうと想像する。ただし、どんな神なのかは創造もつかない。

 しかし、アステカ族は米を食べなかった。

 それどころか、スペイン人がやって来る以前には、メキシコで暮らしている人々は、米を耕作もしなかったし、食べもしなかった。もともと彼らの主食はトウモロコシであり、彼らは米というものの存在を知らなかった。見たことも聞いたこともなかった。

 「メシーカ」という名前のメキシコ産の米は、ずいぶん皮肉なものだと言える。

 

新学期

2010-08-25 09:47:26 | 子供
 昨日から、子供らの学校も新学期が始まった。

 なぜか例年よりも、新学期のスタートが早いような気がする。

 息子は小学校の二年生となった。話を聞くと、去年と同じクラスメートが半分ほど、新しい顔ぶれが半分ほどのようだ。

 去年使っていたリュックがぼろぼろになってしまったので、新しいスパイダーマンのリュックで通学する。