メキシコからの手紙

メキシコ国、ケレタロ州、ケレタロ市での暮らし。その日常の報告。

乾したそら豆のスープ

2012-03-26 12:54:02 | 料理
 夕食に乾したそら豆のスープを作った。




 乾したそら豆のスープは私の好きなスープだが、これまであまり作らなかったのは、乾したそら豆が意外に高価だからだ。なぜか大豆やレンズ豆の二倍以上する。

 作り方は、いたって簡単。まず250グラムの乾しそら豆を、2カップの水で、圧力鍋で茹でる。

 次に、別の鍋に油を少し入れ、みじん切りにした玉ネギ、ニンニク、トマトをじっくりと炒める。炒めたら、茹でたそら豆を茹で汁ごと加える。沸騰したら、塩で味を調え、刻んだシラントロを加え、出来上がり。




 そら豆が煮崩れて、なかばポタージュのようなスープになってしまうが、妻によれば、そもそもそら豆のスープはこういうものだという。たしかに味は悪くない。そら豆のほなかな甘味がきいている。

富士山のジグソーパズル

2012-03-21 13:46:13 | 日常



 家の押入れの中から、ジグソーパズルが出てきた。かなり以前、日本の100円ショップで買った108ピースの、富士山のジグソーパズルだ。

 買ってメキシコに持って来てから、もう五年くらい経つ。糊が硬くなりかけている。使い物にならなくなる前に、組み立ててしまうことにした。

 たった108ピースの小さなジグソーパズルなので、一時間足らずで、あっけなく完成。




 それでも額縁に入れて壁に掛けると、なかなか見映えがする。


息子とサイクリング

2012-03-20 14:25:24 | 日常
 自転車に乗れるようになった息子は、遠くまで自転車で行きたがる。

 私にもだいぶ昔に買った自転車があるが。あちこち故障して、使い物にならなくなっていた。息子のサイクリングに付き合うため、その古い自転車を修理にだした。





 おんぼろ自転車であることに変わりはなく、あちこちにガタがきているが、それでもなんとか乗れるようになった。

 そこで日曜、息子と一緒に家の周囲の畑の中の道を、自転車で走った。





 まず、まるで花畑のように、菜の花のような黄色い花が広がっている所まで来た。いかにも春といった感じだ。





 次に、鮮やかな緑の畑を過ぎた。たぶんトウモロコシ畑だろう。まだ小さいが、これからどんどん成長して、大人の身長をしのぐほどの高さになるだろう。





 さらにその先には、麦畑が広がっていた。これもまだ若々しい青麦だ。だがそのうちに、黄金色の麦畑になるだろう。





 一時間ほど走ると、畑の傍らに馬が繋がれていた。このあたりで馬を見かけることは珍しくない。しかしメキシコ人のゴミ捨てマナーの悪さは有名で、畑にもゴミが散らばっている。それが残念だ。

 息子はまだ自転車に乗るのを覚えたばかりなので、やはりまだちょっと危うげだ。本格的なサイクリングを始める前に、しばらくは家の周囲の畑の道で練習を重ねる必要がありそうだ。

牛肉のメキシコ風ソース煮

2012-03-13 12:12:53 | 料理


 みじん切りにした玉ネギ、ハラペーニョ、トマトをじっくり炒めて作るソースは、メキシコ料理の基本的なソースのひとつだ。私は勝手に、メキシコ風ソースと呼んでいる。卵料理にも、エビや魚料理にも使われる。

 牛肉を使うこともある。小さく切って炒めた牛肉を、シラントロという香草と一緒に、しばらくメキシコ風ソースで煮込む。調味料は、塩、胡椒のほかに、ビネガーを大さじ1入れる。



 ハラペーニョも調理することで、辛さがマイルドになる。いずれにせよ、ハラペーニョの量は少なめにして、子供も食べられるようにする。それでもメキシコ料理に慣れていない子供だったら、ちょっと辛いと思うかもしれないが。