メキシコからの手紙

メキシコ国、ケレタロ州、ケレタロ市での暮らし。その日常の報告。

近所のあぜ道

2013-05-12 13:07:05 | 日常
 昨日、土曜日の午後、久しぶりに近所の畑のなかの道を、息子と走ってきた。

 娘も一緒に行きたいと言うが、娘の自転車はアスファルト向きの車輪のようで、あぜ道などを走るとすぐにパンクしてしまう。娘にはママと留守番してもらって、二人で出かけた。



 まず、線路のわきを走った。畑の向こう側には、草サッカーのためのサッカー場が見える。青年やおじさんたちがサッカーに興じている。メキシコの典型的な週末の風景のひとつだ。



 私が写真を撮っている間、息子は線路で遊んでいた。たまに貨物列車がゆっくりと走るだけの線路だから、あまり危険はない。

 赤い花を咲かせている柘榴や、なぜか兵隊さんたちが居眠りをしているジープの脇などを通り抜けながら、あぜ道を進んだ。



 途中、木陰で持参の水を飲みながら、しばらく休憩。こちらでピルルと呼ばてている木で、とてもよく見かける。大江健三郎氏が『同時代ゲーム』でメキシコの「柳」と書いている木は、たぶんこのピルルの木のことだろう。

 畑は、麦を収穫した直後だろうと思われる畑が多かった。



 畑の写真を撮っていたら、のろのろと貨物列車がやって来た。連結している貨車がとても多くて、延々と続く。なかなか通り過ぎない。警笛の音も間が抜けていて、悠長だ。のんびりとした風景で好きだ。

 帰り道は、別のルートにした。途中、未知の植物が小さな黄色い花をたくさんつけているを見かけた。何という花か見当もつかない。





 近くから見ても分からない。もう少し草花のことを知らなければと思う。



 まだ家にたどり着かないうちに、ぽつぽつと雨が降り始めた。心配したが、本降りにはならずにすぐに止んでくれた。無事に帰宅した。 


ガーベラの虫

2013-05-07 15:59:39 | 日常


 このガーベラを買ったのは去年の母の日だったから、ほとんど1年がたった。

 しかし、ダニのような小さな白い虫がたくさん寄生して、薬をかけてもなかなか取れない。



 写真のように花の茎や葉の裏などに、たくさん虫がたかっている。なんとかならないものだろうか。