先月東京でタクシーに乗りました。
運転手さんと話が弾み、私が「大きな木が好きで神社巡りをしています」と云うと、
「実は私の父は林業家でした」と運転手さん。
彼の故郷は栃木県那須市で、彼の父は木材を加工してチップを作っていたそうです。
しかし外国から安い材木が輸入されるようになり価格競争で敗れ、廃業したとのこと。
高度成長期・グローバル化した時代の一面です。
なんだか寂しい思いを抱いてタクシーを降りました。
ところが後日、NHKおはよう日本で「林業に若者が集まっている」という特集を組んでいるのを偶然見て驚きました。
その内容は・・・
・日本林業人口は現在5万人で最盛期の1/3程度。
・しかし近年、毎年3000人が新規就労し、とくに林業を志す若者が急増している。
・大型機械の導入が一因。5-6年前から「枝を切り落とす」「同じ長さに揃える」「運び出す」ことができる重機が導入され、女性の林業参入のハードルも低くなった。
・政府が2003年にはじめた「緑の雇用」という助成制度もプラスに働いている。
・田んぼが必要な農業と異なり、身一つではじめることができ、身分は森林組合に所属するサラリーマンである。
・安い輸入材との価格競争に敗れて衰退した日本林業であったが、近年は良質の日本木材が海外(とくに中国・韓国)で人気急増中。
というもの。
えっ? 輸出してるの?
停滞していた日本の林業、これから大きく変わるかもしれません。
そういえば、林業映画「WOOD JOB!」が話題になっていますね。
運転手さんと話が弾み、私が「大きな木が好きで神社巡りをしています」と云うと、
「実は私の父は林業家でした」と運転手さん。
彼の故郷は栃木県那須市で、彼の父は木材を加工してチップを作っていたそうです。
しかし外国から安い材木が輸入されるようになり価格競争で敗れ、廃業したとのこと。
高度成長期・グローバル化した時代の一面です。
なんだか寂しい思いを抱いてタクシーを降りました。
ところが後日、NHKおはよう日本で「林業に若者が集まっている」という特集を組んでいるのを偶然見て驚きました。
その内容は・・・
・日本林業人口は現在5万人で最盛期の1/3程度。
・しかし近年、毎年3000人が新規就労し、とくに林業を志す若者が急増している。
・大型機械の導入が一因。5-6年前から「枝を切り落とす」「同じ長さに揃える」「運び出す」ことができる重機が導入され、女性の林業参入のハードルも低くなった。
・政府が2003年にはじめた「緑の雇用」という助成制度もプラスに働いている。
・田んぼが必要な農業と異なり、身一つではじめることができ、身分は森林組合に所属するサラリーマンである。
・安い輸入材との価格競争に敗れて衰退した日本林業であったが、近年は良質の日本木材が海外(とくに中国・韓国)で人気急増中。
というもの。
えっ? 輸出してるの?
停滞していた日本の林業、これから大きく変わるかもしれません。
そういえば、林業映画「WOOD JOB!」が話題になっていますね。