
(CBCニュース)
このブログ開設から4500日だそうです・・・12年以上ですか・・・。
読んでくださる方に感謝の気持ちをお伝えしたいです!
時の経つのが早い! たまにこういう節目のときなどには「うわぁ」と実感します。
実は今日は長女の誕生日。
娘は『大阪で生まれた女


なので、ちょうど生まれた時刻に合わせて昨日ビデオ通話してお祝いを伝えました。
長女はサンフランシスコに住んでいるので、わたしの住んでいるカナダ西海岸とは時差がなく、そこにややこしい計算はありません。
いま、郵便事情が不透明です。
ただでさえカナダポストにはいろいろ紛失されたり遅延されたりが日常茶飯事なので、この新型コロナ禍ではよけい信頼できません。
カードを贈り合うことが大事にされている北米ではありますが、郵送しても届かなかったら嫌だなぁといろいろ考えていて、一か月ほど前にふと、長女が小さかった頃の写真を使って、音楽や字幕や効果をつけたビデオを作って、デジタルで送ったらどうだろう?と思いつきました。
思いつきはしましたがやったことないのでできるかどうかは定かではない

末っ子に「調べてみてもどうしてもわからなかったら手伝ってよ」と頼んでから作業にとりかかりました。
当時はデジカメなどありませんから、ネガティブスキャナーを使ったり写真をスキャンしたりしました。
当たり前なのですが、写真の中の自分が若い!!
いやはや、ほんとに若い・・・時の経つのは早いんですよ

結果、手間暇はかかりましたが、手伝ってもらわずとも4分ほどの自分でも「えらいっ!」とほめたくなるほどの超大作ができあがりまして

それはいいのですが、
私が心配したのは、感受性の強い長女が親兄弟と写っている写真が連続して出てくるビデオを見てさみしさが募ってしまうんじゃないかということ・・・

実際、ビデオが始まったとたんに長女は大泣き。
ビデオ通話で二女もつないで一緒に見たのでまだよかったとはいえ・・・。
もちろん喜んではくれたんですが、やはり会いたい気持ちが強く強くなってしまったようです。
新型コロナ禍以前はなんやかんやでかなり頻繁に会うようにしていましたが、もう一年くらい会えていません。
アメリカで新型コロナ感染が急拡大し始めてから、アメリカ=カナダ国境は物流輸送など以外は封鎖されています。
ここから国境検問のゲートまでは車で30分ほど。
以前アメリカドルとの為替レートがよかったときには、日常の買い物やガソリン給油のために国境を越えてアメリカに行ったりしていました。
(アメリカに行って帰ってくる行程にかかるガソリン代を差し引いてもどーんとおつりがくるくらい、アメリカのガソリンは安いんです! 牛乳・卵・バター・肉なんでもアメリカの方が安いし、ほかのものもお店や商品の選択肢が多いし、その他もろもろ物を買うということ全体がカナダ側とは全然違います)
カナダ側に住んでアメリカに通勤している人も、特に東部ではたくさんいました。
いま、国境が再開するめどはたっていません。
こういう状況ですが、隔離措置などの条件つきで飛行機に乗ればアメリカに行けます。
運転して国境を越えることは基本できません。
去年ニュース記事に出ていたのが、アメリカ人とカナダ人の夫婦の話。
この夫婦は国境を挟んで7キロの距離に別々に住んでいます。
以前は車で国境を越えていつでも会えました。
しかし、いまはできません。
会うためには、航空券を買って空港に行って飛行機に乗ってそれからまた到着した空港から会いに行くという、冗談のようなプロセスをたどらないといけないということでした。
ある国境検問ゲートの周囲が大きな公園になっています。
そこにあるモニュメントの門には、今後この国境が閉じられることがありませんようにと書いてあります。
その公園には以前は自由に入れました。
しかし、実際にはこの公園はアメリカの扱いなので、もし足を踏み入れたら、カナダ側に戻ってから二週間の隔離措置になると、ラジオで繰り返し警告していました。
まだ規制が緩いころには、アメリカとカナダに住む家族や友人などがこの公園で落ち合っている様子が報道されていましたし、アメリカ人とカナダ人のカップルが結婚式を挙げたりしていましたが、どんどん厳しくなっています。
たとえ、飛行機に乗ればアメリカに行けるとしても、厳格な隔離措置がありますし、日々報道される長い「新型コロナ感染者が乗っていた航空便リスト」を見ると恐ろしく感じます。
今は我慢。
いつか会える日を待つ。
それまで元気でいる。
誕生日は一緒に過ごせないけれど、国境を越えて届け。
生まれてきてくれて、ほんとうにありがとう!の気持ち


