ただ、この間にグラベルロードのTopstoneに惹かれ、アルミフレームのSORAモデルを買っていました。2018年に発売を開始したTopstoneには、この年の秋の試乗会で出会い、荒れた路面での走りに感動したのです。40Cという太いタイヤを履いたディスクブレーキモデルはロードバイクなら思わずブレーキをかけてしまうような荒れた路面の下りでも、ノーブレーキで走ることが出来ました。ギアもフロントがシングルが40T、ダブルが46・30TとロードバイクとMTBの中間で面白く、SORAモデルは115,000円+税と価格も手頃でした。
ブレーキマウントに装着出来るキックスタンドを付けて普段使いを始めましたが、以後、雪が降る迄はずっと使っています。コンポはSORAからGRXの10速に交換しました。これまでディスクブレーキはMTBだけで、ロードバイクは全てリムブレーキモデルでしたから、このグラベルロードのディスクブレーキは新鮮でした。
この頃からロードバイクもディスクブレーキ化が進み始めますが、MTBのディスクブレーキしか知らなかった私には、ロードバイクのディスクブレーキが怖かったのです。最初のSORAモデルには機械式のディスクブレーキが付いていたのですが、予想に反してブレーキの効きが悪かったのです。
私の最初のMTBはGIANTのTalonで、機械式のディスクブレーキでしたが、本当に良く効きました。今のcannondaleのCujoは油圧ですが、より軽い力で効きます。Topstoneの試乗車は最上級モデルのApex1でブレーキも油圧でしたから、この効きの悪さには参りました。早々にGRXにコンポを換えた最大の理由がこのブレーキ問題だったのです。グラベルロードからの最大の学びはロードバイク用のディスクブレーキはMTBのそれとは全くの別物だということでした。
タイヤが太いグラベルロードなら低い空気圧で乗れ、大きな振動もタイヤが吸収してくれます。フレームがアルミでもこれなら身体への負担も減るだろうと思いましたが、距離をこなして行くうちに右膝に痛みが出るようになりました。ギアの関係であまりスピードも出せないので、同じ距離でも時間がかかるようになりました。
この右膝の痛みは、グラベルロードの幅広タイヤはロードバイクのそれと違い、路面抵抗が大きく、街中でのストップ&ゴーでの踏み込みの負荷が原因だったようです。リアを2枚程軽くしてスタートしても50・60kmも走ると膝が痛くなるのです。アルミロードのCAAD10やCAAD12で、そんなことは無かったのですが…
それでも、水道やガス工事の結果、舗装が継ぎ接ぎででこぼこの街中や春先の砂や泥が溜まった春先の道路ではパンクのリスクの少ないグラベルロードはありがたく、通勤や街中での普段使い、春先の荒れた道路のサイクリング等に便利に使っています。
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