CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

第4世代のSupersix EVOの魅力と可能性(5)

2024-01-12 13:46:32 | ロードバイク

  カーボンロードへの転機が訪れたのは2020年のことでした。前年に発表されたCAAD13と第3世代のSupersix EVOはcannondaleが、本格的に空力性能を意識したモデルであるSistemsixの開発で得たデータや現代のトレンドからエアロロードらしさを体現するコンパクトなリアトライアングルを採用。さらにCFD解析に基づいて導き出した新しいD型のチューブをダウンチューブやシートチューブを始めとしたフレーム各所に採用。これで翼断面形状と同様の空力性能を持ちながら、後端を切り落とした形状によって重量を削減し、丸型チューブと比較して約30%ものエアロダイナミクス向上を実現したのです。
  世の中ではCAAD13が注目を浴びていましたが、流石にもうアルミロードという選択肢はこの頃の
  私にはありませんでした。Supersix EVOには初代から試乗して来ましたが、ほとんどがHM(ハイモッド)で、私には軽いけれど硬すぎる感じが強かったのです。プロには柔らかすぎると感じる下位グレードのNM(ノーマルモッド)は重量増を割り引いても、私の脚質や体質に合っていました。後にエンデュランスロードのSynapseにも試乗しましたが、乗り心地はほとんど変わらなかったのです。
  この第3世代のEVOにはカーボンのSAVEステムとハンドルバーをアセンブルしています。コンポはCAAD12と丸ごと入れ替え、UltegraにホログラムSiクランクと10アームのスパイダーリングで、とても気に入っていました。
  そんな折に発表されたSupersix EVOのLAB71は衝撃でした。このモデルはSupersix EVOの第4世代に当たるのですが、私がこれまで乗って来た第3世代のEVOとは空力性能がまるで違うだろうと、見ただけで分かりました。これまでcannondaleのエアロロードといえばSystemsixでしたが、空力に優れているのは分かりますが、ゴツくて重そうで、私に向いているとは思えませんでした。Supersix EVOが発売された当初から、あまり空力には拘りを見せていなかったcannondaleですが、この第4世代のSupersix EVOは違いました。Cannondaleが本気で空力を考えたらこうなったという感じなのです。専用のボトルケージとボトルを装着時の空力性能がSystemsixとほぼ同じというのですから驚きです。

ミズノ公式オンライン・クリアランスセール

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第4世代のSupersix EVOの魅力... | トップ | 第4世代のSupersix EVOの魅力... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ロードバイク」カテゴリの最新記事