第4世代のSupersix EVOは速さと快適性を両立させた最高峰のロードバイクです。古希を前に何故速さなのと思われるかもしれません。40km/hで走り続けることはもう無理ですが、30km/h巡行なら楽に実現できるかもしれないからです。このバイクの空力性能の高さで、同じ速度なら少ないパワーで走ることが出来るだろうという気にさせてくれるのです。
この歳ならエンデュランス系のSynapseというチョイスがベターなのかもしれません。実際に試乗したSynapseは28Cのタイヤを履いて、確かに荒れた路面での走りに安定感がありました。ただ、速さという面では第4世代のSupersix EVOには絶対に適いません。たとえ、25km/h巡行をしたとしても、パワーはSupersix EVOの方が少なくて楽だろうというのが私の考えなのです。
快適な乗り味は第3世代のSupersix EVO以上でした。まだ、一度しか走っていないので、正確なことは言えませんが、おそらく新しいフレーム設計によるところが大きいのではと思っています。SynapseやTopstoneと似た大幅に横に扁平させたシートチューブと左右非対称のチェーンステイ、薄く細いシートステイのトライアングルが絶妙なバランスで、NM(ノーマルモッド)の柔らかさと相まって、エアロ形状なのにもかかわらず乗り心地も良くなっているのです。しかも。軽い。車体本体の重量もありますが、とにかく走りが軽いのです。
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