それではGIANTのTCR ADVANCED 2 KOMはどうでしょう。コンポーネントはSupersix EVO同様機械式105のフルセットです。違うのはチェーンがKMCだということくらいです。以下、Supersix EVOと同じように見てみましょう。
・シマノ 105 機械式:130,106円
・GIANT P-R2 DISC WheelSet 24H:20,000円
・GIANT GAVIA COURSE 1 700x25C:12,000円
・GIANT CONTACT:4,950円
・GIANT CONTACT AEROLIGHT:4,950円
・GIANT APPROACH:6,600円
・フレームセット 151,394円
なんとフレームセットの価格が151,394円とアルミフレーム並みになっているのです。最上位グレードTCR ADVANCED SL FRAME SETは495,000円、TCR ADVANCED PRO FRAME SETの価格が308,000円でcannondaleのSupersix EVOに比べて低く抑えられているとはいえ、TCR ADVANCED 2 KOMはTCR ADVANCED PRO FRAME SETと素材は同じで、フロントフォークのみAdvanced-Gradeというだけでここまで価格を抑えられるのかという驚きを隠せません。
かつてTCR COMPOSITEというアルミロード並みの価格でカーボンロードを作り上げたGIANTならではの秘密があるのでしょうが、ここでSupersix EVOとTCRのレースでの位置づけの違いも考えてみたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます