春まだ遠き北国のロード事情

　フレーム組のCAAD10が納車されてから3週間が経過しようとしていますが、未だ試乗すらできていない状況です。今季は比較的雪が少なく、3月初旬から自転車通勤を始めていますが、気温が例年に比べ低いのと、週末毎に降る雪の為に、とてもとてもロードで走れるような状況ではありません。このような状況を考えれば、昨年無理をしてTalon29erを購入しておいて良かったとつくづく思います。

　20日の洞爺湖1周のイベントも週末の雪と当日の雪の為、急遽MTB大会に変更になってしまいました・・・洞爺へ向かう途中の中山峠は猛吹雪で10ｍ先も見通せない状況で、日帰り温泉ツアーになることも覚悟していましたが、現地の降雪量は少なかったようで、片道10ｋｍ程度の距離を1時間半ほどかけて、Talonでまったりと走って来ました。
　凍結路面も多くありましたが、行きは陽射しもありそこそこに走れたのですが、帰路は雪となり、風も強く冷たく変速機を氷付かせながらもなんとか無事ゴール。一冬Talonで雪道を走っていても、こうした状況下で往復20ｋｍ、1時間半の走行は結構きついものがありました。

　これまで集団で走ったことのなかった私にとって、雪道をゆっくり走ることの方が大変でした。特に帰路はディレイラーが凍結し、思うようにギアが替えられず、バランスを取るのに随分と苦労をしました。今年の課題はこうしたイベントに数多く参加しながら、集団走行のテクニックを身に付けることだと痛感させれらました。
　今年の前半の目標は6月24日（日）に富良野で開催されるアースライドに置いています。本当は北の国からコース：110kmを走りたいのですが、結構最後にある麓郷の坂がキツイようなので、とりあえずラベンダーコース：80kmでのエントリーを済ませましたが、昨日も午後7時頃の気温が氷点下で、日中解け出した雪が部分的に凍結している箇所も少なくないため、ロードでの走行練習はいつになることやら・・・

　TCR2の試走初日は昨年の4月12日でしたが、4月4日の納車時の写真を見ると、家の周りにはほとんど雪はありませんでしたから、今後の気温の上がり方にもよりますが、CAAD10の試走も4月中頃になるかもしれません・・・4月からはTCR2での自転車通勤を考えていましたが、このままの気温と降雪が続くようだとTCR2の出番も4月中旬ということになるかもしれません。