日中の最高気温が10度を越え、北国もようやく春の兆しが感じられる陽気となりました。暖かな陽射しに誘われるまま、ロードバイク2台を外へ出し、CAAD10のセッティングを行いました。2台の詳細な比較は改めてするつもりですが、とりあえずTCRとCAAD10を2台並べて写真に収めました。
フレームサイズやトップチューブの構造が異なりますが、こうして並べて見てもサイズ52のCAAD10が大き過ぎる感じはしませんでした。サドルの高さを合わせ、サイクルコンピュータを取り付けたところで、改めて総重量を計測したところ、CANNONDALEのミニポンプを装着した状態で7900gという結果でした。一方、キックスタンドとサイクルコンピュータを取り外したTCR2は9150gという結果になりました。ホイールはGIANT S-R2でタイヤもMICHELIN DYNAMIC SPORTSのままで、カタログ重量よりも軽いことになります。
TCR2をここまで軽く出来た要因のひとつにサドルの交換が挙げられます。TCR2に付属しているGIANT PERFORMANCE LITEというサドルの重量はなんと355gもありますから、サドルをそこそこのものに交換するだけで100gは軽量化できるはずです。私の場合はTCR2にはフィジークのAliante Gammaを使っていますが、フィジークのロード用サドルの中でも最も重量のあるこのモデルですら、重量は259gなのですから。現在のTCR2はブレーキもクランクも105に交換しましたのでペダルレスならTCR1並みの重量になっているはずです。
TCR2は主に自転車通勤用に使用するので、ペダルもビンディングシューズでなくても利用できるようにプラットフォームが大きいSHIMANOのPD-M530を装着していますが、ペアで455gと相当な重量の製品ですが、このペダルでこの重量には結構満足をしています。自転車通勤にはUNICOのBikeguy QRスタンドを利用しますので、さらに280gの重量増にはなりますが・・・
また、自転車通勤用途してはライトも不可欠なので、Talon用に購入したBlackburnのヴォイジャー/マーズクリックコンボセットを取り付けました。CR2032電池込みで前後共に30gと非常に軽量なのが魅力です。昨年TCRに取り付けていたCATEYEのLEDライトは電池抜きで45gですから、単3電池2本を入れると100gほどの重量になりましたので、この軽さはロードバイクには有難いと思います。
Talonで1ヶ月ほど自転車通勤に使用した感じでは、夜間の市街地を走行するのであれば前後共に明るさは十分でした。問題は雨天走行をした時の防水効果になりますが、Talonで雪解けのウエット路面も結構走りましたが、昨年TCRで使用していたANTAREXのLEDテールランプよりは防水がしっかりしているように感じます。価格も前後ペアで2,625円とANTAREXのLEDテールランプとさほど変わらない価格なのも魅力です。
ということで、自転車通勤の準備を整えいざ出勤。3ヶ月ほどのMTBに慣れてしまった身体にはフロントアウターは重過ぎて、たまらずインナーへ・・・気温が上がっている割に風が強かったのですが、ギアをインナーに落としてからは軽快な走りになりました。それでも、路面が相当に荒れているので、車道走行にはかなり気を使う状況です。Talonで3週間ほど走った道なので、危険なポイントは頭に入ってはいますが、何せ車道走行では相手がいますので、慎重な走りを心がけました。
帰路は夜間となりましたが、気温も8度近くあり、路面凍結の心配はありませんでしたので、フロントをアウターへ・・・やはり重量のあるタイヤの太いMTBとは風を切る感覚が違います。早くCAAD10でも走ってみたいという気持がさらに強くなりました。
残念ながら、この陽気も今日までのようで、週末からは気温も下がり再び雪の予報ですから、明日からはまたTalonでの通勤になると思います。
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