ポガチャルの山岳アシストのラファウ・マイカは、2011年にSaxo Bank – Sungardでプロデビューを飾っています。2014年のツール・ド・フランスでは、ステージ2勝をあげ、山岳賞を獲得している選手でもあるのです。2015年のツール・ド・フランスでもステージ1勝を挙げています。
さらに、2015年のブエルタ・ア・エスパーニャでは総合3位となっています。マイカは、2016年のツール・ド・フランスでも2度目の山岳賞を獲得しているのです。この時にはTinkoff – Saxoから出場していたのですが、チーム解散に伴い2017年にBORA – hansgroheにサガンと共に移籍し、この年もブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝を飾っています。
2019年はジロとブエルタで共に総合6位。2021年にUAE Team Emiratesに移籍し、ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージで86kmの単独逃げ切り勝利。もし、ラファウ・マイカが他チームならばエースで走れている実力は今でも持っているはずです。そんな彼がタデイ・ポガチャルをアシストするのだからチームは強いはずです。
そんなマイカは「世界ナンバーワンのチームにいるのはどんな気分ですか?」と問われ、「とても強くなっている。 私は2021年にそこに着いたが、もう4年になる。 このような進歩が可能だとは思っていなかった。技術者、コーチ、栄養士。 すべてが最高レベルにあり、以前より楽になったと言える。 私はTinkoff – Saxoでレースをし、その後BORA-hansgroheでレースをし、UAE Team Emiratesは私にとって3つ目のチームだ。比較すると、安定していて僕にとってはいいチームだ。 リトリート(数日の間、日常から離れた環境に身を置き、いつもと違った体験を楽しむこと)には問題なく行けるし、飛行機も使える。 例えば、コックがいつも一緒なんだ。ジロ、ツール、ブエルタの前のリトリートでもね。 他のチームとは大きな違いがあると思う。 私たちは本当に先を行っていると感じている。」と答えています。