昨年バイクをクロスのAL-700Xに乗り換え、ひと冬まるっきりバイクに乗らないという時期がありました。それまではMTBルックでしたから、冬場でもちょこちょこ乗ってはいたのですが、クロスバイクにしてタイヤも25cにしてしまった結果、自転車通勤も12月の声を聞いたとたんに断念せざるを得ませんでした。舗装路なら快適な細目のタイヤも凍結路面や圧雪路面では全く役に立ちません。
そこで今年は冬季間も乗れる自転車を購入することにしました。候補はやっぱり29erです。流行もありますが、最大の理由がAL-700X用に購入したホイールWH-T565を活用したいという思いからでした。WH-T565のリムサイズは700C×28でETRTOだと622×19です。29erの29インチ径はあくまでもタイヤ径ですからホイール径では28インチ(700C)ということになります。WH-T565はリム幅が19mmしかありませんので、40mm幅までのタイヤしか装着できませんが、冬季間以外の舗装路走行用に使おうと思っています。さすがに今の25cでは厳しいと思いますから28cか32cのタイヤを考えているところです。
候補は2車種。CANNONDALEのTRAIL 29er SL4とGIANT TALON29er 2でした。TRAIL 29er SL4は油圧ブレーキ採用で重量も13kg台と非常に魅力的ですが価格が89,000円(税込)。一方のTALON29er 2は2012年モデルで68.250円(税込)です。昨日、近くのバイクショップで相談したとこころTALON29er 2の2012年モデルなら第1ロットの発注に間に合えば9月中旬頃の納品とのことでしたのでその場で注文をして来ました。今年の春にTCR2を購入したばかりだというのに・・・
TCR2の近況としては、夏の暑さに負けてもっぱら冷房の効いたジム通いの成果か、リア17Tのギアが使えるようになりました。春先は平地走行は19Tでも辛く、陸橋の登りでさえフロントをインナーに落としていた自分が嘘のようです。今はフロントはアウターのままで楽々クリアです。これは300Wトレーニングと自称しているエアロバイク・トレーニングの効果だと考えています。これは重たいギアで30秒から1分ほど300Wでもがくインターバル・トレーニングですが、毎回これを5・6本続けていたらロードバイクのアウターギアも気にならなくなりました。30km/h巡航にまた一歩近づけた気がしています。ただ、相変わらず1回の走行距離が60~70kmほどで目標とする100km越えは来年に持ち越しになるかもしれません・・・
自分の脚に自信がついてくるとTCR2は踏めば踏むほど前に進んでくれる良いバイクだと思えるようになります。勿論、TCR2より軽量なCAAD10なら・・・と思ってしまうこともありますが、CAAD10やカーボンバイクは次のステップとして大切に取っておこうと思っています。
冬季用としてTALON29er 2購入に踏み切ったのも、このままだと中途半端にTCRかDEFYのCOMPOSITEモデルを購入してしまいそうな自分がいたからでもあります。アルミでもCAAD10に後ろ髪を牽かれる自分がいるのに、廉価版のカーボンバイクを購入してしまうと自転車貧乏を通り越して自転車破産もしかねないという危惧があります。
アルミに関してはCAAD10が究極になりそうな気がしていますが、カーボンに関してはまだまだ先が見えません。PINALLEROのTorayca 60HM1Kに魅了されていたら、Cannondaleがより軽量なSupersix EVOのフレームセットを399,000円で発売するなど、カーボンフレームの進化と価格低下傾向はまだまだ続きそうな気配です。後数年でDOGMAやSUPERSIX EVOの完成車が60万円程度で発売される可能性は十分にあると思っています。加山雄三74歳というコマーシャルがありますが、私も後20年はバイクに乗り続けたいと思っていますので、次のロードバイクはアルミの究極CAAD10にする予定です。
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