第4世代のSupersix EVOのBBをSHIMANOからウィッシュボーンのセラミックBBに交換しました。cannondaleはこれまでロードバイクのBBにはBB30という圧入式のものを使用していましたが、何故か第4世代のSupersix EVOからスレッド式のBBにしてきました。
圧入式のBBには音鳴りしやすいという欠点があると言われてきましたが、個人的にCAAD12、第3世代のSupersix EVOとBB30Aを使ってきましたが、音鳴りに悩まされたことはありません。圧入式のBBはBB30に限らず組付けが悪いと音鳴りの原因になり易いのです。スレッド式のBBは基本ねじ切りなのでこうした問題は起こらないだけのことです。
確かにBB30は雨に弱く、雨中を走ると水分や汚れがBBの中に流れ込みやすいという欠点はありますが、私は雨の日はほとんど走らないので、トラブルなくこられたのでしょう。一般的に第4世代のSupersix EVOのBBがスレッド式になったことは好評でした。ただ、既設のSIMANOのBBは耐久性は高いけれどグリスが目いっぱい詰め込まれているので回転が悪く重いというのが定評なのです。
第4世代のEVOもHi-Modの最上位モデルでもShimano BSA 68が使われています。一方、最上級のLAB71にはCeramicSpeed BSAが使われているのです。この設定を見る限りメーカーはSHIMANOのBBで十分性能が発揮できると考えているのかもしれません。ただ、100万円を超えるHi-MODモデルを購入した人はもれなくBBを交換するはずです。
SHIMANOのBBはグラベルロードのTopstoneでも使っていますが、グラベルロードのスピード域では全く気になりませんでしたが、第4世代のEVOはホイールをディープリムに替え、ハンドルもエアロフレアにしたのにBBはSHIMANOのままというのが気になり、効果は定かではありませんでしたが、ウィッシュボーンのセラミックBBに交換してみました。半ば見栄のような感じです。
対費用効果で考えるとハンドルやホイール程高くはありませんが、試走した感じでは5rpmほどケイデンスが上がっています。ホイールのようにクルクルと良く回るというより、ヌルリと滑るように回る感じなのです。アウターでパワーを懸けるようなシーンでは感じませんが、インナーで脚を回すシーンだと特にそう感じました。
次は平地の巡行で試す必要はありますが、インナーで脚を回す登りでは5rpmほどケイデンスが上がっていました。2日連続のローラートレの後で脚の疲労がある中での数値なので、脚の疲労がなければもう少し回せたかもしれません。19,800円が高いか安いかは、もう少し走ってみなければ分かりません。
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