ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

無事にニケとみかんが帰ってきました。

2010-12-15 20:42:47 | ペット


 幸いな事に、天気予報は良い方に外れて、雪は僅かに積もっただけで、雪かきは必要ありませんでした。
 怪我人三銃士。な~んて、言うと怒られるかな。ニケもみかんも妻にべったり。

                  

 メイドさんぽい、みかん。実はこれ、獣医さんが作ってくれたみかん用の服。傷口を舐めたり掻いたりしないようにしています。
 犬を飼っている方はご存知と思いますが、傷口を舐めないようにするのに、エリザベスカラーというのを首につけます。ラッパ状に薄いプラスチック板を巻くのですが、普通手術すると病院が貸し出してくれます。

 チョコは皮膚病などでお腹をカジカジすることがあるので、ペットショップで買った物と、プラ板で私が作ったのと2枚用意してあります。

 今回ニケとみかんが手術した後必要になるだろうと、ショップで探しましたが見つかりませんでした。それでプラ板で作ったのですが・・・どれだけ首のところを小さくしても抜けてしまいます。やはり犬とは違うようで・・・難しい。

 で、このみかんの服がエリザベスカラーの代わりだそうです。なるほど、これなら取れる心配がありません。

 ニケに比べるとみかんはやはり痛々しいです。食欲も無い様で妻のそばを離れません。

                  

 このお尻の赤くなっているところが手術の痕のようです。ニケは術後がいいようで・・・・食欲旺盛。遊びにも積極的で、もう猫じゃらしに飛びついて放しません。本当に手術したのかよ!という感じです。嬉しいですね。

 後はみかんが元気になってくれれば・・・。これから化膿止めを飲ませて・・・何とかご飯を食べてほしいですね。

ニケとみかんの居ない夜

2010-12-14 22:23:11 | ペット

                    

 今朝の7時でニケとみかんへのご飯と飲み水を引き上げて、9時に洗濯ネットに入れて病院に連れて行きました。

 本来は定休日のはずの病院ですが、、着いてみると、先客が二組。診察してもらった方と。薬をもらいにきた人のようです。嫌な顔をせずに、ニコニコと先生も奥さんも対応しています。頭が下がります。

 妻から言付かっていたのは、手術の他に、爪切りと、ワクチンの接種でした。

 ワクチンは10日後の抜糸の時、ニケとみかんの体力が回復していれば、その時にすることになりました。爪切りは麻酔が効いている間に切ってくれるそうです。料金は一泊で、ニケが8400円。みかんが16800円でしたが、2匹まとめて、24000円にしてくれました。爪切りはサービスだそうです。ありがたいことです。

 チョコの札幌の主治医のとこは避妊手術代などはやたらに安いので、少し心動いていたのですが、術後の移動による体への負担を考えてこちらで手術したのですが、正解でした。

 明日9時半に迎えに行くことになっています。電話が入ってこないということは、たぶん順調に手術も終わったのではないかと思います。
 
 チョコも、うるさい2匹が居ないのがなんとなく、物足りなさそうです。チョコにとってはもうニケもみかんも群れの一部になっているんでしょうね。

 明日の朝までに50センチの積雪がある予報が出ました。明日は早起きして雪かきして、ニケとみかんを迎えに行きたいと思います。

                     

我家に来て5ヶ月。恒例の体重測定。

2010-12-13 20:05:39 | ペット
                    


 妻が午後に帰ってきました。強風が吹いていましたが、今日は高速バスも順調に走ったようで、、ほぼ定刻の到着でした。
右手に入っていたピンを抜いたのですが、相当の痛みだったようで「ギャー!」と悲鳴を上げたそうです。抜くと同時にピューと血が出てきたらしく、立派なサビオをして帰ってきました。

 痛みはあるようですが、それでもピンが抜けたことで、明るい顔になりました。年内にもう一度検診があるようですが、心に余裕が少し生まれたようです。

 ニケとみかんが我家に来てちょうど5ヶ月になります。恒例の体重測定です。ニケは秤におとなしく乗っていてくれますが、みかんはすぐに下りてしまって写真をうまく撮れませんでした。

 ニケは4.35キロ。みかんは3.15キロ。先月が3.7キロと2.8キロ。ニケが650グラム増えたのに、みかんは僅かに350グラムしか増えていません。ちょっと心配です。7月13日に保護したとき、ニケは350グラムにみかんは300グラムでした。あの時は僅か50グラムしか違わなかったのに・・・。それでも無事に5ヶ月過ぎました。ということはこのブログも5ヶ月経ったということですね。これからも頑張って書いていかなくちゃな~と、思いを新たにしました。

 明日はよいよう避妊手術の日。無事に終わりますように。
                   

                   

外は猛烈な天気。

2010-12-12 20:56:53 | ペット
                    

 昨日の夜半からすごい風で、雪はそれ程降ってはいないのでしょうが、風に舞った雪が吹き溜まりを作ります。

 妻は明日病院で診察があるので、今日のうちから札幌へ行きました。これだけ吹雪くと、交通機関にも乱れが出るので、ダイヤは机上の空論みたいになります。

 高校の2年から東京で、北海道に帰ってきても札幌で生活していたので、猛吹雪とか零下20度なんていう経験はほとんどしなくなって、ダイヤの乱れなんてことはほとんど忘れていました。

 北海道に住んだ事の無い人は知らないと思いますし、今もそうなのかは分からないのですが、私が子供の頃は、気象状況によって、授業の開始時間の遅れや、繰り上げ下校などがありました。

 小・中学生の時は、朝6時の気温が零下20度以下だと、一時間遅れの授業開始になりました。たとえば、登校時間が8時であれば、それが9時になるわけです。零下25度以下だと、2時間遅れ。そして30度以下になると・・・待望のお休みになりました。高校生は確か30度以下で2時間遅れだったように思います。

 北海道でもそうそう30度以下になることは無く、ひと冬に3度位ではないでしょうか(私の田舎ではです)。札幌だと、いくら寒くても零下15度になることが一度か二度あるくらいではないでしょうか。

 で、零下30度くらいになると、車もまずセルが回りません。オイルも粘性が無くなって、エンジンも青色吐息という感じでした。今はオイルも良くなっているので、そんなことも無いとは思いますが。
 そんな感じで、昔はバスも電車も、零下30度とかになると動きませんでした。ですから高校でも2時間遅れで授業を始めるといっても、バスや電車を使って通学している生徒は、ま~休みですね。

 吹雪で学校が休みになるというのは、記憶的には余りありません。授業をしている最中に、窓の外が猛吹雪になると・・・先生が慌ただしく職員室に行きます。で、帰ってくると・・「今日はこれで授業を止めて、集団下校します」と、なるわけです。

  昔は雪が多かったように思います。高さ2メートルほど除雪した雪が壁を作っている道路が、吹雪で埋まってしまいます。そうなると道路の部分を歩く事はできません(だって歩くたびに2メートルも沈んでしまうんですから)で、どこを歩くかというと、除雪した雪の頂上を歩くのです。除雪した雪は少し黒く、また固まっているので沈みません。山の尾根歩きに似ているかもしれません。それでも吹雪で視界が悪いと、どこが道路かわからなくなるので、道の目印に木の枝を刺してありました。

 バブルの前、家を探していた私の元に格安物件の情報が入りました。札幌の東の外れの平屋の家でした。私達の手元のお金で買える金額で随分心が動きました。で、見にいきました。たぶん2月の末か3月のはじめ、雪がある程度ある時期でした。

 で、見ると・・・道路に木の枝が立っていました。大きな通りから少し入るのですが、地吹雪と除雪の悪さが思われて、買うのは断念しました。雪の無い時期に話があったら買っていたかもしれません。地盤も悪い地域だったので、買わなくて正解だったのですが、つくづく不動産は縁だと思います。

 またいつものように話がそれました。

 こちらに来て、自然の猛威を暫くぶりに感じています。嫌だし、生活していくのは大変なのですが・・・、心のどこかに懐かしさというか、大事なものみたいに思っている部分もあるように思います。

 妻は高速バスで札幌へいったのですが、予定より1時間遅れで着いたそうです。今日はキノコ仲間の母さんの家にお泊りさせてもらって、明日帰ってきます。明日の診察では右手に入っているピン3本を抜くそうです。ピンが入っていると腫れが引かなくて、痛みも取れない経験を左手でしているので、ピンが抜けるのを楽しみにしているようです。

 明日は天気も回復するようなので・・・朝から除雪です。

                   
 

法の下の平等と、前例

2010-12-11 22:51:15 | ペット
                      

 雪が降るとキノコを採りに行ける訳でなく、図鑑や本を読んで勉強です。来春に思いをはせて・・・。

 さて、昨日鹿児島の老夫婦殺害事件で、裁判員裁判では初めての無罪判決が出ました。
 審理を皆さん尽くして(尽くしきれる事はないと思いますが・・・)出した判決ですからそれは尊重されて当然と思います。テレビのニュースでこの判決に関して、司法の専門家(たぶん弁護士さんだと思います)がコメントしていたのですが・・・それがどうも引っかかるんですよね。

 「この判決はこれからの裁判員裁判の判例・前例になる、画期的な判決です」みたいな感じです。司法に携わっている人達は「法の下の平等と前例」を連発します。

 私は幸いと言うか、お陰様で今まで本格的な司法のお世話にになった事はなく、交通違反で行政処分(免停とか罰金とかですね)を受けたことと、交通事故で保険会社の責任割合の時に、弁護士さんにお世話になった位です。
 で、交通違反は・・・ま~私が悪いんで、いいんですが、交通事故のときは非常に釈然としませんでした。
 直進している私の車の前に、いきなり横道から一時停止せずに飛び出してきた車との、衝突事故だったのですが・・・、当然行政処分は相手の方だけでしたが、保険の支払い割合ではなぜか私にも1割の非が有る事になりました。道路を走っているだけで1割の非があるそうです。

 弁護士さんに聞いてみたら「判例、前例に倣っていて、法の下の平等という観点からも、致し方ないでしょう」ということを教えていただきました。ですが事故当事者としての感想からいうと、どうにも納得はいきませんでした。
 
 「前例・法の下の平等」何をもって、何に対してなのかな~という思いが残るのです。一つ一つの事故が全て同じな筈はなく、それを全て一括りに扱う事に違和感を感じるのです。私の場合は所詮は交通事故上のことですから、ある程度「しょうがない」と諦める事もできますが、これが殺人などの重大な刑事事件でも同じように言われて、被害者本人や周りの人が納得できるのか・・・、私が当事者なら納得できそうにありません。

 今回の鹿児島の事件では、被疑者とされた人の自白もなく、直接的な証拠も無いという点が、無罪判決の要点だったようです。
 状況証拠の積み重ねが足りなかった(鑑識捜査が足りない)ということを裁判官は指摘したようです。これからの警察や検察の捜査も大変になるだろうな~と、同情を禁じえません。なにせ警察の最前線の警官達は半端じゃない忙しさなのですから(事件が解決してからの書類の作成が半端じゃないんです)
 
 冤罪は絶対にあってはならないことですが、悪い事をした奴が野放しになるような事だけは、あってほしくないですね。
 頑張れ!警察官!