こんにちは、横瀬です。
上級者のダンスを見ることは上達する方法の一つです。皆さんが普段習ってるステップ、例えば日本インターの規定フィガーなど世界チャンピオンクラスの選手が踊ると全く違う感じに見えます。
今はYouTubeなどで簡単に動画を見ることが出来ますが、私がダンスを始めたころはレッスンビデオなんてありませんでしたし、ビデオも高価なものでVHS用の録画カメラは大きくて持ち運びが大変でした。
私が初めて世界チャンピオンの踊りを見たのが、九州インター(当時は日競連)でのスタンダードはマイケル&ビッキー・バーでした。ラテンはサミー・ストップフォード&バーバラでした。
まだダンスを始めたばかりで何が何だか分かりませんでしたが、すごい!!と思ったのは覚えてます。一番印象に残ってるのはマイケル&ビッキー・バーのクイックステップで、飛んだり跳ねたり自由自在でなんじゃこりゃー!!と思いました。

それからダンスにハマって学生の大会で優勝したりしたので夢中になっていきました。私が大学3年のころ、マイケル&ビッキー・バーのレッスンビデオが出ました。しかし2万円くらいしてとても学生の分際で買えない高価なものでした。
そこで東部連盟の友達からダビングしてもらい、毎日毎日ビデオを擦り切れるくらい見てました。

すごいなで肩のマイケルのホールドを真似しようとしてましたが、いつも右肩が上がって先輩に注意されてました。当時はイングリッシュスタイルという言葉が学連で流行ってました。綺麗なホールドと品のあるダンス。現代のようにスポーティーではありませんでした。
当時はマイケル&ビッキー・バーのステップは流行りました。今このビデオを見てもすごいテクニックだなあと思います。特にクイックステップは凄いです。

マイケル&ビッキー・バーはカップルバランスでは身長差があり、それを生かした振り付けになってるような気がしました。アウトサイドのステップが多い感じです。
こうやってダンスは進化して現代のテクニックがあると思います。
最初に言いましたが、世界チャンピオンクラスのダンスを見る機会があればぜひ生で見られた方がいいですよ。