10月31日まで90%割引セールが行われていた、Imagineer Systems の商品で気になっていたのが、「motor」というトラッキングを利用してビデオ映像の切り抜きをするソフト。
価格が $159 と今回のセールの中では低価格だったんですが、切り抜きなら時間はかかるが、Photoshopで充分だろと思って購入は見送り。(今度90%オフなら買うかも)
と、いうわけで・・・ビデオ映像を直接読み込めるようになった「Photoshop CS3 Extended」で、切り抜きをやってみました。
<インターレース解除>
カメラで撮影した映像は、インターレースになっているので、読み込んだ時点では下図のように、横線が入って編集するのには不向きです。
Photoshopのフィルターの中に、「インターレース解除」があるので使用します。
「削除するライン」は、奇数・偶数ラインは、比較して、きれいになる方を選択すればいいと思います。
どっちでも、あまり変わらないかな・・・
ビデオを読み込むと、たくさんのレイヤーができるので、すべてのレイヤーを「インターレース解除」するよりは、読み込む前に、ビデオエンコーダーソフト「TMPGEnc 4.0 XPress」などで、インターレース解除しておくと手間がかかりません。
「自動選択ツール」、「クイックマスク」や「パス」を使って切り抜き、次のレイヤー(次のフレーム)に移動します。
前のレイヤーの選択範囲を利用することによって、次のレイヤーの切り抜きが早くできます。
下図は、クイックマスクモードで、ブラシと消しゴムで切り抜く範囲をペイントしているところです。
切り抜いた画像は、ビデオ形式で出力できます。
<作業ビデオ>
ここまでの作業をビデオにしています。
ペイントする工程は、途中飛ばしています。
「Photoshop CS3 Extended」 や今後発売される「Photoshop CS4 Extended」は、ビデオの読み込みだけでなく3Dモデルの読み込みにも対応しており、特に「Photoshop CS4 Extended」は、After Effects CS4 で3Dモデル読み込む際には、無くてはならないソフトとなっています。
「Photoshop CS4 Extended」へのアップグレードは、Photoshop CS3 ExtendedまたはPhotoshopからでもできます。
ただし、アドビ製品はアップグレードはできますが、ダウングレードはできません。
Photoshop CS4 Extended にバージョンアップした場合は、次回から、選択できるのはExtended で、普通のPhotoshopは選択できません。
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