3DソフトのLightwave で作成したシーンを2DソフトのAdobe After Effects で合成する際、レンズフレア、グロウなどの「光り物」は、アルファチャンネル付きで出力すると、元のイメージ通りに合成できます。
<レンズフレアの作成>
レンズフレアは、カメラをライトに向けてライトのプロパティで、レンズフレアをオンにすれば作成できます。
通常はレンダリングしてみないと結果がわかりませんが、キーボードのショートカットキー「D」で「表示オプション」を出して、「GLレンズフレア」にチェックを入れるとカメラのビュー画面にレンズフレアが表示されて、レンダリング結果とは少し異なりますが、アニメーションの設定などに役立ちます。
<Flare2Alpha でアルファチャンネル出力>
通常レンズフレアやグロウは、レンダリングしてもアルファチャンネルは作成されませんが、キーボードで「Ctrl+F7」、「プロセシング」を選択して「イメージフィルタ追加」から「Flare2Alpha」を選択するだけで、レンダリングするとアルファチャンネルも同時に出力されるようになります。
RGB画像
アルファチャンネル
ライトのプロパティの中に、「ヴォリュームライト」というオプションもありますが、これは通常のオブジェクト同様にアルファチャンネルを出力できるので、「Flare2Alpha」は不要です。
ただし、レンズフレアと組み合わせる場合は、「Flare2Alpha」が必要になります。
レンズフレア+ヴォリュームライト:RGB画像
レンズフレア+ヴォリュームライト:アルファチャンネル
出力したアルファチャンネル付きの動画をAfter Effectsで合成する設定については、関連記事を見てください。
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