11月13日の記事の続きをレンダリングテストと情報が少ないので想像(はずれている場合が多い)も交えて報告します。
After Effects 7.0から乗り換えて(CS4体験版です)、「フラクタルノイズ」が早くなったと思ったのは事実で、OpenGLに対応していたようですね(CS3から対応?)。
新しいエフェクト「タービュレントノイズ」をOpenGL「オン」と「オフ」で、どのぐらいの差が出るのかテストしたのが下のムービーです。
<タービュレントノイズ テスト>
OpenGLの効果で、テストでは約3倍のスピードアップとなっています。
次に、After Effects CS4 の新しいエフェクト「カートゥーン」をテストしています。
ユーザーガイドにあるように、3種類のエフェクトを複合したような特殊なエフェクトです。
1フレームづつ、異なる写真5枚に「カートゥーン」を適用しています。
<カートゥーン テスト>
「カートゥーン」のOpenGLボタンは、エフェクトのメニューにあって、対応ビデオカードで無い場合は、ボタンは表示されません。
「カートゥーン」テストでは、OpenGL「オン」が、数秒で完了したのに比べ、「オフ」の場合は、1フレームで1分以上レンダリングに要して、対応カードでは30倍以上のスピードアップとなっています。
普通のOpenGLで、これだけの差が出るのかわからないけど、After Effects CS4 では、NVIDIA のビデオカードGeForce 8シリーズ以降又はQuadroで利用できる、CUDAベースのハードウェアアクセラレーションが有効になる事から、CUDAによる効果かもしれません。
参考記事によると、先にテストした「タービュレントノイズ」もCUDAの効果で、劇的なスピードアップしても おかしくないと思うのですが、結果は、3倍程度で しかも「フラクタルノイズ」よりレンダリングが早くなるはずなのに、逆に遅い!^_^;
「Quadroのみが認証される」というのも原因かもしれないが、一つ考えられるのは、「タービュレントノイズ」がCUDA2.0 で作成されている場合、私のビデオカードは対応できないという事。
最近の出来事では、CUDA2.0を使ったビデオエンコーダーソフト「TMPGEnc 4.0 XPress 」の登場により、G80コアのGeForce 8800 GTX/GTSだけが、CUDA1.0対応で、スピードアップできないと判明しているので、「カートゥーン」はCUDA1.0 が使われていると・・・勝手に想像しています。
スピードの違いを確認するなら、11月末の大阪と東京で行われるアドビのイベントに足を運んでください。
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