カナダにはペニーがない...

トロントは、木曜の夜から激しい大雨になりました。

翌日の金曜に、屋外でのアクティビティに参加する予定が、悪天候のためキャンセルに。
トロントに来てから、雪や氷、雨などの天候が理由で予定がキャンセルになることが多いです。
ますます自宅で過ごす時間が長くなり、少し前までは退屈だな～と思ってましたが、
最近は家で独りで過ごす時間も好きだし、することも多いし、まぁいいかなと思うようになってきました。

ところで、カナダにお住まいの方はご存知と思いますが、カナダには1セント硬貨(ペニー)が流通していません。
トロントに来たばかりの頃のこと。
いつもはデビットカードで支払いをするのですが、たまたま現金で払ったことがありました。
レシートを見て、あれ、勝手に1セントひかれている、と。



TOTAL $33.24
Cash TENDER $40.00
Rounding TENDER -$0.01 　　← ここです。
Cash CHANGE $6.75

その時は、こんなチップの払い方なんてあったかななど、いろいろ考えたけど理由が分からず、1セントだし、まぁいっかと、そのまま帰宅しました。
後日、カナダでは、2013年2月4日から1セント硬貨(ペニー)が使われなくなったと知り、理由が分かってすっきりしました。

"Rounding"は、端数の切り上げや切り捨てのこと。
5セント硬貨はまだあるので、端数は0、5、10の一番近い数字に切り捨て、切り上げして現金のやりとりが行われます。

でも、なくなったのは1セント硬貨(ペニー)だけで、カードでの支払いは額面どおり、1セント単位で処理されます。
1セント硬貨(ペニー)がなくなったのは、なんでも製造コストがかかりすぎるのが原因なのだとか。