Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

美麗的日本和我 (美しい日本と僕)/野木町と古河市

2021-05-23 15:21:35 | 旅行

2020年の記録

 

桃の花、ほんとうに花の写真はむずかしい。まったく刃が立たない。

 

野木町は栃木県、古河市は茨城県だが、市外局番は、ともに「0280」で、平成の大合併では、県跨ぎの合併の話もあったが、財政の豊かな野木町が、提案を解消したようだ。野木町には、財源となる優良企業が入居する工業団地があり、ゴミの焼却熱利用の入浴施設を持ち、休耕田でひまわりを栽培し、町のPRに使うなどの活動をしている。ちなみに“お金持ち”の野木町にふられた古河市は、財源の豊かな総和町を合併吸収した。

 

古河市は、茨城県の最西端に位置し、県庁のある水戸市や土浦市方面へ繋がる鉄道もない。一方、埼玉県から栃木県へ繋がるJR宇都宮線(東北本線)に古河駅がある。地図をよく見ると、埼玉県、栃木県と接しているほか、半径10キロ圏内に千葉県野田市、群馬県板倉町がある。

 

古河市のクルマ屋のオヤジ曰く、「古河で一人前になったクルマのセールスは、どこに行っても通用するよ。」 新車ディーラーは、県単位なので、顧客が県内で複数の店から見積を取っても価格統制されている。だから競合させるには、県跨ぎで見積を取らないと意味がないのだが、古河の顧客は、茨城、埼玉、栃木に加え千葉、群馬の5県から見積が取って、ぶつけてくるので手強いという訳だ。実際、僕もクルマは、3台続けて古河で買っている。

 

 

旧下野煉化製造会社煉瓦窯に行ったもののあいにく閉館。隣接する「こびとカフェ@陽だまりレンガ広場」で、窯焼きピッツァを食べた。早朝ではないが、空気が澄み、青空が美しい。

※野木町の煉瓦窯は、ホフマン式の煉瓦窯で、明治23年(1890年)から昭和46年(1971年)まで赤煉瓦を生産していた。昭和54年(1979年)に国の重要文化財指定、さらに平成19年(2007年)に「近代化産業遺産群」の一つに選定さた。

 

県境を越えて茨城県へ。古河公園は、桃が開花、桃まつりの時期だが、桃まつりは、コロナのため中止、しかし、園内への入場は可能で、桃の花を見ることはできた。

 

 

【メモ】 野木、古河を散策した3月15日には、日本でもコロナを意識した生活が始まっていた。それでも、暖かくなれば、コロナは終息すると楽観していた。一方、中国はピークをすぎ、海外からの逆流入警戒へとシフトした。

 

 

旅は続く