宮城・亘理町・ボランティアカット

2011年06月02日 | ブログ

Imgp9211 先日ブログにも書きましたが、休みを使って宮城までボランティアに行って参りました。被害を大きく報道された、南相馬市から3~40㌔北に行ったあたりのようです。Imgp9212 午前3時に出発し、9時頃現地入り。途中、何台も自衛隊の車に会いました。

Imgp9215 亘理の駅はお城みたいです。市街地は街の体面を保っていましたが、海岸の方に行くほど、南相馬などと変わらない様な様子です。Imgp9221

Imgp9237 地元の人や、ボランティアの方が、瓦礫の処理をしています。Imgp9240 Imgp9245 Imgp9255

Imgp9267 幸いだったのは、台風が過ぎた後で、天気に恵まれたことでした。この数日、雨に阻まれいろいろな作業が中断していたそうです。気持ちもめいってしまいますからね。

Imgp9271 亘理町に入りました。ボランティアセンタ-で来意を告げ、いよいよ開始です。Imgp9272

今回美容師は5人、他に運転してくださった方や、今回のボランティアを実行されたNPOの方などで、総勢10名のメンバーです。Imgp9275 Imgp9278

現場は亘理高校というところで、体育館を避難所にしていて、外には仮説住宅の建設も進んでいます。全部で63人ほどの方をカットしました。でも、道具も足りなくて、思うような仕事ができず残念でした。というのも、自分が不注意でバリカンとか整髪剤とか霧吹きとか、細かいものを入れたバッグを忘れてきてしまって・・・油断です。Imgp9282

しかし、皆さんからはとても喜ばれ、参加したみんなからも明るい笑顔が漏れるなど、避難所の厳しい暮らしの中に、わずかでも憩いを提供させていただけたようで、それが何よりうれしかったです。Imgp9286 壁にもたくさんの激励やメッセージが掲げられ、多くの人が手をさしのべていることを、改めて知りました。Imgp9292

この人が中心者の鳥海さん。電場近くの「鳥の海」という海岸があり、不思議な一致を感じます。

Imgp9296 上志津小学校からのメッセージ、寄せ書きを受け取られた現地スタッフの方々。私たち一人一人の力は、本当に小さいけれども、みんなで集めれば、津波さえ押し返す大きな力になり得ると、思っています。壊れた建物や流された涙、失ってしまったものは帰ってこないかも知れないけれど、現地の人々の、明日を見つめて立ち上がる瞳に、反対に勇気づけられました。

とはいえまだまだ復興の緒にもつけていないのが現実です。帰ったら、この現状を広く伝えて頂き、これからも応援をお願いします、という言葉を託されましたゆえ、またこれからも様々お知らせいたします。

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コメント
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