先週、休みを利用して、宮城県亘理町から岩手県、陸前高田市を訪問してまいりました。なんとなく、時間が過ぎ、被災地のことをつい考えなくなってしまうような気がして。何もできない私ですが、震災から一年半、復興はいかばかりかと、気になりだしたら、いてもたってもいられず、思わず出かけた次第です。付いてみて、まず驚いたというか、やはりというか。津波に壊された家屋らの破片がなくなった以外、ほとんど変わりないんですね。写真は一年前の亘理町です。
現在の、同じ場所はというと・・・
このような次第です。上の写真で遠くに見える建物が、現在は・・
ね。道路がきれい(?)になっただけでしょ。
ほかの場所も、
昨年の写真 と、現在の様子は・・ ほとんど変わりなく。でも、震災当時避難所だった体育館 は、
現在このように平静になっていました。
陸前高田の方は、震災当時は行かれなかったのですが、 報道で見たとおりの有様で。
ナビには出ている道路がなかったり、線路も消えたままだったり・・・
変わらぬ状況に思わず目頭をおさえつつ。でも、決して同情だけでなく、興味本位の軽さでもなく・・しかし、行ってよかったと思いました。何しろ、報道だけでは伝わらないもののあるし、行ってみて、見たままを伝えていくことも、意味があるのではないかと。
これからも、全くの微力ではありますが、なんとか、復旧、復興のお手伝いをいたしていこうと、気持ちを新たにした次第です。何とぞ宜しくお願いいたします。