震災から５年・・・

今日、３月１１日、この時間を迎え、東日本大震災から５年が経ちました。

こちらにいても、大きな揺れの中、建物は大きくきしんだ音を立て、地鳴りは轟々と響き渡り、棚のものはすべて床に落ち、塀は崩れ、ガラスは割れ、立っているのも困難なほどの大きな地震でした。
交通はマヒしてしまい、歩いて帰宅する人や、家族と連絡の取れない人々があふれ、いったいどうなることかと、不安に胸がさいなまれた人がほとんどだったでしょう。
テレビをつければ、火の海と化した街、津波によって、壊滅的な被害を受けた沿岸部の凄惨な状況などが次々に報道され、まったく、信じられない光景でした。

やがて、ほんの少し状況が落ち着いたあと、１１年には宮城県、福島県、１２年には宮城県、岩手県、その後は毎年岩手県へと、訪問させていただいて、現地の様子も見続けています。

初めは美容ボランティアを行い、翌年からは、訪問先でお話を伺い、復興の様子を写真に収めて、こちらのブログや職場で紹介させていただくことしかできませんが、行くたびに実感するのは、まだまだ完全な復興には程遠い状況にあるということと同時に、現地の人々の明るさや、前向きな気持ちの強さです。

もちろん、まだまだつらい気持ちを内に秘めていることとは思いますが、決して悲観にくれず、一歩一歩着実に前を見て歩く姿に、むしろ勇気づけられる思いです。

これからも可能な限り訪問を続け、思いをさびつかせないように、わずかな行動ではありますが、ともにありたいと思います。

頑張れ東北！

心から応援いたします。