２０２２東北まとめ後編・・・１０

山田町から大槌は、小一時間もあれば行ける隣町です。それだけに津波の被害も同様だった様ですが・・・。

 

しかし、暗い気持ちにばかりなっていてもしかたありません。この旅はずっと快晴で。

途中の港と海が最高にきれいでした。

そして大槌へ。

まず向かったのが港です。

そして、ひょっこりひょうたん島のモデル「蓬莱島」です。

 

 

ここも、直後はボロボロだったなあ。。。

 

当時の様子

 

次に向かったのが、旧大槌庁舎跡地です。

 

数年前に公園として整備されていました。

 

当時の様子

風化を恐れる人と、見ると思いだしてつらいという人の意見交換の末、このようになったらしいです。

 

そして、この大槌に来たときから交流させてもらっているお店「どんりゅう庵」へ、五年ぶりの訪問です。

 

駅から見たお店。以前は違うところで仮設で営業していました。

 

当時

食事代から募金になるということと、蓬莱島の復興のための募金箱があり。皆さまからの募金も納めさせていただいてました。

 

そして今。

すっかりお店は立派になり。

 

懐かしさとうれしさで涙が出ます。

 

変わらないカレー。

オーナ－は私のことを覚えていてくれて、固い握手を交わしました。

恥ずかしいので私のかおは無しｗ

ここまでで、この旅の目的の８割は達成です。

 

洋野町、久慈市、山田町、大槌町・・・前回の亘理、南相馬、山元町もいれて七市町。

 

旅も後半です。

 

 

 

２０２２東北まとめ後編・・・９

ということで、年をまたいでしまいました。東北行きの続きを書きます。

 

久慈を出発して、夜のうちに山田町に入り、夕食を食べるところを探しましたが……結局、被災から回復したとはいえ夜に開いているお店なんかはほとんどないんですね。まだ。

一軒だけ開いていたスーパーで惣菜などを買い込み、ホテルに戻って頂きました。

 

こういうところに、「復興」という言葉に考えさせられるところがあります。

ともあれ早めに休み、翌朝はホテルで朝食をとりました。

どれもおいしかったです。ビジネスイン山田ありがとう。

 

そして、早めにチェックアウト。予定ではまっすぐ大槌に行くつもりでしたが、昨夜のお店のなさが気になって、急きょ近隣を散策します。

 

まちなかは、まだこんな感じなんです。

ね。特段寂しいところを狙って撮ってるわけじゃないですよ。確かに駅のある方に行けば住宅地も広がってはいます。けど、かつての中心地？ふきんはまだこんな感じなんですね。

復興したとはいえ、海辺の人たちが山の方に移り住んでいるので、海辺は寂しいままで。街の中心が海から山に移動しただけという感じです。

空いている海辺に人が来てくれたら、もっとにぎわうのですが。。。

写っている高い塀の向こう側が港です。

 

 

これだけ高い防潮堤なら、かなりの津波も防ぐでしょう。がつまり、津波が来る前にここを潜り抜けて町側に行かないと。。。怖いですね。

 

高台の、当時皆が逃げた公園に行きました。

慰霊、鎮魂の碑が建てられていました。合掌。

もっといろいろ調べたかったですが、時間の都合もあり移動します。大槌町へ。

続く。。。